梅雨時期でもUV対策は怠らないこと!
紫外線は1年中、曇りの日でも髪と頭皮にふりそそいでいます
紫外線はダメージヘアだけでなく、細胞にまで悪影響を及ぼし、抜け毛・薄毛・白髪を引き起こす原因になることもあります。目に見えないものだけに、怖く感じている女性も多いことでしょう。
紫外線量は4月から増加し、10月までは注意が必要になります。気象庁では、紫外線が人体に及ぼす影響度を数値化した「UVインデックス」のデータを公開(気象庁:紫外線情報の解説)しており、環境省からは、UVインデックスが3以上の場合はできるだけ日差しを避け、8以上の場合はできるだけ外出を控えたほうがよいという対処法が示されています。
紫外線量のピークは6月に
気象庁が発表している「日最大UVインデックスの月間推移(観測地:茨城県つくば)」をみると、2012年にUVインデックスが最も高かった(11:非常に強い)のは、意外なことに6月20日でした。つまり日差しが強くなる7・8月より前に、紫外線量はピークを迎えていたことになります。雨の翌日の「曇り」は、紫外線が極端に上昇
2012年6月の値(元データはこちら)をみると、雨が降った翌日、UVインデックスが上昇していることがわかります。6月20日の天気は、晴れ時々曇り。前日(19日)の天気は曇りのち雨でした。UVインデックスは「6:強い」から「10.5:極端に強い」に上昇しています。わかりやすいのは、6月12日と13日。12日は雨一時曇りで日最大UVインデックスは「1:弱い」。しかし、翌日の13日は曇りにもかかわらず、日最大UVインデックスは「8:非常に強い」で、8倍も上昇したことになります。
「梅雨時期で、雨と曇りが多いから大丈夫」と、UV対策を怠っている女性は注意してください。特に、雨が降った翌日の曇りの日はUVインデックスが上昇しやすい傾向にあるので、UV対策をしっかりすることをおすすめします。
次ページでは、髪と頭皮のUV対策をおさらいします。