「ママの手作りの味を伝える」をテーマに活動するママKidsネットワーク

ママKidsネットワーク

ママKidsネットワークの料理イベント「古代米粉を使って作ろう柏餅」のヒトコマ。日本の伝統行事や伝統食を楽しみながら伝えよう

玉利かおるさん

イベントの様子。マイクを手に話しているのは代表の玉利さん。食育インストラクター、ホスピタリティー・コーディネーター、エコ・クッキングナビゲーターなどでもある

2005年に食育基本法が制定され、食育という言葉もポピュラーになりました。子ども向けの料理教室は、いまや人気の習い事のひとつです。

とはいえ、「食」は子どもだけでなく、大人にとっても大切なもの。近ごろは大人のための食育講座などもあり、食への意識が高いママも急増中。せっかくなら、親子で食育体験ができたらなあ……なんて思っている人は意外に多いのでは?

実はすでにそんなイベントを開催している団体があります。それが「ママKidsネットワーク」。「ママの手作りの味を伝えよう」をテーマに2010年から活動をはスタート。親子料理教室や食育・ホスピタリティ講座、食農ツアーなど、食にちなんだ多彩なイベントを開催しています。

 

ママKidsネットワークの代表をつとめるのは、キャスターやコラムニスト、ワイン・エキスパートなど多方面で活躍する玉利かおるさん。実は玉利さんをはじめ、中心的な活動メンバーは全員ママ。「未来の子どもたちのために」というリアルな思いが活動の原動力になっています。と同時に、みな様々なジャンルの食のエキスパートでもあり、情熱に加えてスキルも豊富。団体の顧問には服部幸應先生を迎え、多くの企業の協賛や協力を受けながら、内容の濃い活動を展開しています。

 

料理イベントから食農ツアーまで、多彩な食のイベントを開催!

ママKidsネットワーク

田植えや野菜収穫を通して、子どもたちは自然に食材に興味をもち、「食べること」の大切さを知っていく

過去のイベント回数はすでに20回近くにのぼります。基本的に1回完結型ですが、リピーターも少なくないとか。厳密な年齢制限はありませんが、参加者は幼稚園~小学校低学年くらいの子どもとその保護者が多いそうです。

年4回ほど開催している親子料理イベントは、四季折々の行事と旬の食材を取り入れているのが特徴で、これまでには「かしわ餅」や「クリスマスロールケーキ」などを作ったそう。しかもイベントでは単なるレシピ紹介だけでなく、メニューや食材にまつわる話なども織り交ぜ、料理以外の楽しみもいろいろ。

たとえば「熊本いきなり団子」の回では、“いきなり団子”づくりに加えて、熊本民話の読み聞かせも実施。しかもその民話、わざわざ玉利さんが熊本へ赴いて探してきたものというからビックリ。話を聞いていると、1つ1つのイベントをとても丁寧に作っているのがわかります。

実際に農作業を体験する酪農ツアーも随時開催しており、田植えやチーズ作り、野菜収穫やキャンプなど、都会では味わえない貴重な体験が目白押し。地方自治体とも協力し、取り組みの幅を広げているそうです。

最近では、親子で食や生活の知識を深められる食育講座やホスピタリティ講座にも力を入れているとのこと。また、親子向けの商品開発やレシピ開発もおこなっており、商品はマルシェで販売したり、レシピの一部はウェブサイトでも公開しています。

 

>>山梨での食農イベントを取材してきました。その様子をレポートします!