アルプスの大自然と温泉、塩の力で癒される

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アルプスの山々に囲まれたバート・ライヒェンハル (C)Kur-GmbH Bad Reichenhall/Bayerisch Gmain

ドイツは日本と並ぶ温泉大国。ドイツの温泉といえばバーデン・バーデンが有名ですが、ドイツにはその他にもガイドブックには載っていない、知る人ぞ知る魅力的な温泉街がたくさんあります。その中のひとつが、今回ご紹介するバート・ライヒェンハル(Bad Reichenhall)です。

バート・ライヒェンハルは、ドイツ南東部、国立公園にも指定されている自然豊かなベルヒテスガーデン地方にあります。石器時代から塩の発掘が始まったというバート・ライヒェンハルは、塩とともに発展し、19世紀になって塩の治癒力を利用したクア(療治)施設や高級ホテルが作られるようになると、ドイツはもとより、世界中から湯治客がやってくる温泉リゾートとして有名になりました。

アルプスの山々と森と湖に囲まれたバート・ライヒェンハルは、ハイキングに森林浴、温泉にスキー、と四季をとおして楽しみもいろいろ。豊かな自然、おいしい空気と水、そして塩の力……ここにいるだけで心身ともに癒され、元気をチャージできる、パワースポットのような場所です。

街を代表するスパホテルの記事はこちら>>>「ホテル・アクセルマンシュタイン」

バート・ライヒェンハルへのアクセス

ミュンヘン中央駅からIC電車に乗りフライラッシング(Freilassing)で乗り換えてバート・ライヒェンハル駅まで約2時間。オーストリアのザルツブルク中央駅からはSバーンで約30分。

バート・ライヒェンハルはオーストリアとの国境近くに位置する街なので、ザルツブルクとセットで旅するのもおすすめです。

人と自然に優しい街

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フレスコ画が描かれたパステルカラーの建物が並ぶ市庁舎広場 (C)Kur-GmbH Bad Reichenhall/Bayerisch Gmain

世界中から保養客を迎えるバート・ライヒェンハルには、ここに暮らす人、滞在する人が心地よく過ごせるような工夫があちこちに見られます。自然と共存するように作られた街には、緑がいっぱい。噴水が多いのも特徴で、この小さな街に70もの噴水があるというから驚きです。

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モーツァルトのチョコレートで有名な「Cafe Reber」

街の中心は歩行者専用道路が多く、お年寄りや子どもも安心してお散歩が楽しめます。目抜き通りのザルツブルガー通り(Salzburgerstr. )~ルートヴィッヒ通り(Ludwigstr. )にかけては、カフェやブティック、お土産屋さんなどが建ち並ぶショッピングストリート。「モーツァルトクーゲル(モーツァルトをモチーフにしたチョコレート)」で有名な「カフェ・レーバー」の中庭は、午後のお茶を楽しむのにおすすめの場所です。

 

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水路沿いのレストラン

市庁舎広場へと続くポスト通り(Poststr.)は、雰囲気のいいレストランやショップに出会える、可愛らしい小路。パステルカラーの建物が並ぶ市庁舎広場では、毎週金曜日の午前中に市場が開かれ、地産の新鮮な食材が並びます。

次のページでは、塩のパワーを利用したユニークなクア施設をご紹介します。