■ブライアン・クロフォード・スコット [バーガー役]
取材中にも役と同じリーダーらしさを発揮。
■メアリー・ケイト・モッシー[シーラ役]
ゴージャス美人で映画のシーラにも通じている気が。
■ジェイソン・ムーディー [ウーフ役]
優しく愛らしい雰囲気がウーフにぴったり。
■メリッサ・チェズ [ジーニー役]
キュートなブロンド美人。取材を盛り上げてくれた。
■ダニエル・ファルトン[ディオンヌ役]
冒頭の「アクエリアス」で圧巻の歌声を披露。
ヒッピー文化を知って、扉が開いた
バーガー役のブライアン
ブライアン そうそう。
メリッサ 聞いた話だと、1300人が受けたって。
メアリー ひとりひとりが、たくさんの他の参加者の前で歌わなければいけないの。まさにコーラスラインそのものの雰囲気で、とても厳しかったです。
———皆さんは自分のやりたい役を獲得できた?
(Yes! No! の声)
ジェイソン 僕はコールバックだったんだ。最初は何度もクロード役で連絡が来ていたけど、その4カ月後、今度はウーフ役の映像を送ってくれないかと連絡が来て。そこで初めて決まったんです。
———決まった時は嬉しかった?
(Yeah!!と大騒ぎ)
ダニエル 家の廊下を行ったり来たり走りながら、ワーッて叫んじゃった!
メアリー 私もシーラになって叫んじゃったわ。即、パパやママ、おばあちゃんに報告して、大騒ぎ(笑)。
シーラ役のメアリー
メリッサ リアルタイムではまったく知らなかったわ。第一、生まれていない。
メアリー ヒッピー文化は素敵だと思う!この作品の前に『ウッドストック40周年コンサート』に出て、そこでヒッピー文化を学んだの。
ジェイソン 今日の僕たち若者は、服も髪型もかなり自由に表現できるけど、当時はタブーとされていたことがたくさんあった。そのタブーを打ち破ったのがヒッピーたち。
ダニエル 60年代のヒッピーたちが、古い習慣に縛られるのではなく、自由になりましょうとスタートを切ってくれたんじゃないかな。その精神が今につながっている。
ジェイソン 僕は『ヘアー』に出演する前はちょっと反抗している若者たちの話だと思っていたんだよ。その後、彼らにはそれぞれ理由があったことがわかって、まったく見方が変わったよね。彼らには強い信念があった。
メリッサ 私はこの作品は文化そのものだと思うんです。この作品に出ると、ヒッピーっぽい考え方が心から伝わってくる気がして。
ファッションにも注目。
メアリー アメリカにはたくさんの文化が生まれてきたけど、ヒッピー文化は人種に関係なく、ヒッピーというひとつのスタイルで統一されたところが興味深いの。