三つ巴の戦いに勝利せよ「ラングリッサーI&II」
往年の名作SRPG「ラングリッサーシリーズ」の1と2が同時に楽しめるのが今作「ラングリッサーI&II」です。おすすめのポイントは、三つ巴の戦い、うるし原智志が描く魅力的なキャラクター、完成されたSRPGです。三つ巴の戦い
ラングリッサーシリーズのお約束として、人間と人間同士が最初に戦争をしている状態から始まり、その後、魔族が人間同士の戦争へと加担していきます。その魔族を打ち倒す聖なる剣というのがラングリッサーです。ただ、ラングリッサーで描かれる戦争物語はどちらかの国が一方的に攻めてくるという話ではなく、そうせざる得ない理由というものがしっかり存在します。ドラマ性に熱いのも人気シリーズとなった特徴といえます。うるし原智志が描く魅力的なキャラクター
ラングリッサーシリーズのキャラクター原案はうるし原智志氏です。魅力ある女性キャラクターを複数描くのはもちろんのこと、男性のキャラクターのデザインも素晴らしいです。また、ラングリッサーシリーズには多数の魅力ある女性指揮官が登場し、主人公との恋愛要素もあります。うるし氏の描く女性キャラクターのイラストはコスチュームも過激なものも多いのも人気の秘密です。完成されたSRPG
ラングリッサーの魅力は物語や女性指揮官だけではなく、ゲームシステムそのもので完成されたSRPGといえます。ラングリッサーは味方、敵が交互にキャラを動かすターン制システム。指揮官と使い捨て傭兵10名が同時に行動します。この傭兵は指揮官のクラスによって雇えるのが変わってくるのですが、それぞれ能力に特徴があります。また、ユニットには三すくみといったものが存在します。例えば、歩兵は槍兵には強いですが、騎馬兵には弱いといった感じです。また飛行ユニットが弓兵に弱いというのも大事な要素です。このような三すくみを活用していけば、ゲーム展開を有利に進めることができます。
■ラングリッサーI&II
メーカー:エクストリーム
公式HP:http://www.jp.playstation.com/software/title/jp0038npjj00264_000000000000000001.html