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花火好きなら一度は行きたい 秋田県・大曲の花火(2ページ目)

2015年は8月22日に開催される秋田県・大曲(おおまがり)の「全国競技花火大会」。全国の花火師たちが腕を競い合う競技花火として有名で、その芸術性が高さが人気の理由です。音楽に合わせて空いっぱいに花火が打ち上げられ、一度見たら忘れられない花火になることは間違いありません。そんな秋田・大曲の花火大会の魅力についてご紹介します。

執筆者:厚東 宏枝

ドラマ性のある音楽花火

個性が光る創造花火

個性が光る創造花火 写真:大曲商工会議所提供

音楽花火(創造花火)は、海外でも人気のある手法で、マカオで開催される「マカオ国際花火コンテスト」なども有名です。現在は、花火の打ち上げにもコンピューター制御を導入しており、曲に合わせて、玉数や位置、打ち上げのタイミングなどを細かくプログラミングし、パソコンを使った遠隔操作で打ち上げを行うようになっているそうです。これは演出の幅が広がると同時に、打ち上げを行う方の安全にもつながります。

ちなみに照明の分野でも舞台照明や、カラーライティング、プロジェクションマッピングなどは、コンピューターによるプログラミングが行われており、イベントやテーマパークなどでは、照明と花火、音楽や演劇が一体となった演出も行われています。

大曲の花火大会を観賞するには?

何度も訪れたくなる美しさ

何度も訪れたくなる美しさ。写真:大曲商工会議所提供

秋田県・大曲の花火大会は、毎年8月の第4土曜日(2014年は8月23日)に行われます。秋田県大仙市大曲地区の雄物川河畔で打ち上げられ、川周辺は開けているので少し離れた場所からでも観覧することは可能です。

ただ、より迫力ある花火を楽しむには桟敷席の有料観覧席がおすすめです。とはいえ、この有料席は人気が高く、個人で購入する場合は抽選で、大曲市民会館で直接購入(7月上旬)、はがき受付(6月上旬)、インターネット受付(7月上旬)のいずれかの方法になります。
観覧席から見た花火

桟敷席から見た花火

桟敷席は、板がはってある上にシートを引いて座ることになりますが、長時間になるため、座布団やクッションのようなものがあると良いかもしれません。

大曲の花火は、全国各地から訪れ、大曲地区や、秋田駅周辺のホテルの予約は早くからいっぱいになってしまうため、早めの手配が必要です。また、付近の観光地としては、武家屋敷で有名な角館があります。角館駅から大曲駅までは電車で30分程度で移動できるので、併せて訪れるのもおすすめです。(大曲駅から観覧席までは混雑するので、一時間ほど余裕を見ておくとよいでしょう。)

<DATA>
大曲の花火「全国花火競技大会」
Webサイト:http://www.oomagari-hanabi.com/

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