前回のソロ作から今迄の活動
ガイド:FQTQさん、お久しぶりです。前回のインタヴューが、2007年のアルバム『Funky Weapon』のリリース記念だったので、だいぶ間が空きましたね。しかし、その間も別のアーティストやグループのインタヴューでFQTQさんの名前がかなり出てきました(笑)。
FQTQ:
お久しぶりです!
レコライドやspoon+のインタビューで僕について質問してくれてて嬉しかったです。FQTQとしてソロで活動しつつ、バンドをやったりアレンジやプロデュースなどやってたら6年経っちゃったという感じです。
ガイド:
レコライドでは、メンバーだったんですよね。佐々木喫茶さんは、「彼がいなかったらレコライドは1年くらいで終わってたんじゃないかなと思うくらい重要な存在」と言っていました。どうして加入、そして脱退となったのでしょうか?
FQTQ:
嬉しいですね~。僕がいなかったら終わってたというのは、ボーカルのたったと佐々木喫茶がよく意見衝突してたのを、ソロ活動してて割と軽い気持ちで参加してた僕がバランスとってたからという感じでしょうか(笑)。
元々初期のレコライドは「ゲッカンプロボーラーを脱退した佐々木喫茶の新バンド」ということで今よりちょっとエレクトロで、ポップなことをやろうとしてたと思います。佐々木喫茶の個性的な楽曲+たったのボーカルに+αで何か(シンセとか)欲しいよねってことで僕が誘われたんだと思います。たしか。
やってるうちに段々たったのパンクキャラが開花して、ギターのハシモト君も加入して、「たったのキャラを活かすためにもっとパンクに!」みたいな流れができて、そのうち自然と「じゃあ僕はソロに戻ろうかな(あんまパンクじゃないし)」みたいな感じで脱退しました。みんな僕がソロでエレクトロでポップな事をやっているのを知っているので、すごく自然な流れでしたね。
ガイド:
もう活動をやめてしまった80_panのプロデュースもされていたんですよね。ちょうど、彼女達の名前が微妙に変わって、ニューレイヴっぽくなっていた頃ですよね。
FQTQ:
そうです。プロデューサー募集!ってマイスペースでやってたやつに応募したら受かって、ちょこっとプロデュースさせてもらいました。元気で脳天気というかそういう楽曲の作風が、うまくハマってたと思います。