生き物たちが目の前に! 臨場感あふれる実物大写真
最大サイズのページはこんなに大きいのです。子どもたちは大喜び!
『ほんとのおおきさ』シリーズの特徴は、生き物の顔や体を実物大の写真で見せてくれること。
元々の本のサイズも見開きで、縦37cm×横53cmと大きいのですが、さらに折り込まれたページを開くとなんと横は95cmにもなります。これは、大人にとってもかなり大きく感じられるサイズで、子どもならずとも思わず声をあげてしまうような迫力があります。
そんな広がりのあるページに、ドドンと大きく載せられた生き物たち。皮膚の質感や息遣いまでが感じられそうなほどリアルです。動物園や水族館に行っても、ここまで近くでじっくり観察できることはなかなかありません。
また、口の中やウンチなど、子どもたちが大好きなのに通常見ることが難しいものも、心行くまで眺めることができます。
子どもたちがきちんと読み込む解説部分
さて、この『ほんとのおおきさ』シリーズは、物事を調べるためというよりは、読んで楽しむための図鑑です。とはいえ、もちろん解説は付いています。そしてその解説、実物大の写真の見事さに隠れてしまいがちですが、シンプルで分かりやすく、しっかり読み込む子どもも多いのです。
その秘密は、解説がかわいらしいイラストで書かれているから! 生き物の名前や特徴・習性など、実際に動物園や水族館を訪れたときに参考になる情報を、マンガのような感覚で読むことができます。