寝室収納は無理なく収まる方法で
3階の寝室には、押入れのように奥行きのあるクローゼットがあります。その扉を開けた正面のハンガーパイプには服を掛けて、服の裾から床までのスペースには引き出しケースを並べ、上段の棚には衣装ケースをスタッキング。服の種類別にスペースを使い分けた収納は、お手本のようなレイアウト。壁にさえぎられてデッドスペースになりやすい右奥の空間にも、引き出しケースを置いて、使用頻度の低いバッグなどをしまっているそうです。寝室内にはチェストと本棚が一列に並んでいますが、背の低い家具なので圧迫感がありません。そしてその家具の上には脱いだ服を入れるカゴが置かれ、さらにドアにセットしたフックにはよく使うバッグを掛けるようにするなど、片付けやすい仕組みができています。
水廻りの収納はコンパクトに
Mさん宅の洗面所は1階にあります。戸建ての住まいは窓が多く明るくて良いのですが、洗面所のような小さいスペースでは収納に困ることも。洗濯機置き場の正面には窓があり、左横は引き戸があるため壁ではありません。「正面に棚が付けられないので、自立するシンプルなラックを探しました」とのこと。ジャストサイズで機能的なラックはMさんらしいチョイスです。洗面台下の収納にもMさんのアイディアがあります。洗面台の下には棚が付いていないのが一般的。おまけに給排水パイプが邪魔になって収納しにくい場所です。Mさん宅の洗面台も条件は同じ。しかも幅は約80センチと、決して広いわけではありません。効率よく収納するには?と悩んでしまいそうなスペースですが、「A4サイズのケースだと幅も奥行きもピッタリ。引き出しなので細かいモノも整理しやすい」とのこと。扉1枚分のスペースに洗面用品など細々したモノが上手く収められています。
広くなくても片付けやすい、ちょっとした方法をご紹介しましょう。