注文住宅/女性視点の家づくり

女性目線NEWS(7)VERY妻が考える二世帯(2ページ目)

オシャレな子育てママ読者に支持の厚い女性誌「VERY」と、住宅メーカーが共同で商品企画した二世帯住宅が誕生。自身もかつてVERYを愛読していた(?)ガイド目線を交え、ここ10年で様変わりしたVERY読者像とファミリー像を追いながら、「イマドキ二世帯住宅」をレビューします。

河名 紀子

執筆者:河名 紀子

家づくりトレンド情報ガイド

テーマは「ストレスフリー」

グランマ

親世帯グランマの「プチ・リュクス」

VERY妻の考える二世帯住宅のキーワードは、「ストレスフリー」。隣居感覚で時には「ちゃっかり」親の手を借りつつ、毎日ストレスフリーで過ごせるためのポイントを、11にまとめたそうですが、その中でガイドが注目した点をピックアップしたいと思います。

1.家事動線上の「プチ・リュクス」

同社の人気戸建商品「シュシュ」で提案された奥様のちょっと贅沢なワークスペース「プチ・リュクス」が、今回の二世帯住宅では親世帯用と子世帯用の2つを用意。親世帯のお母さんがここでちょっと手紙や書き物をしたり、子世帯のママはパソコンで料理のレシピや調べものをしたり。どの世代の女性にとっても、「小さな贅沢」という名の家事スペースはうれしいものでしょう。

コネクティング・バルコニー

「洗濯物ちょっとお願い」と声かけできるコネクティング・バルコニー

2.コネクティング・バルコニー

二世帯の洗濯作業は基本、別々。でも共働きママが増える今、「朝干してきたけど、急な雨でお母さんに洗濯物を取り込んでおいてもらいたい」「残業で遅くなりそうだから」など、それぞれの世帯が互いに助け合えるよう、バルコニーをゆるやかにつなげています。

3.「グランパ・ステーション」と「パパ's ステーション」

一人になりたいのはママだけじゃない? 子ども立ち入り禁止の「おじいちゃん書斎」と「パパ書斎」も。趣味のコレクションやお気に入りの本に囲まれて、作業をしたり思索にふけったりする場所。

エトランスポーチ

親子世帯共有のエントランシポーチで、ママとグランマに見守られて「行ってきます!」

このほか、子どもの向学心を育てる「トイレのマグネット壁」やLDそばで子どもが宿題できる「ダイニングスタディ」も。二世帯というと、ともすると外観も大きくなり無骨なイメージになってしまうことも少なくありませんが、パリのアパルトマンを彷彿させるデザインにより、VERY妻のオシャレデザイン欲も満たしています。

VERY妻はデザインも大切

二世帯の従来イメージは「一緒に住むと助かる面もあるけど、ストレスも溜まりそう」というもの。これをどうしたら解決できるか、VERY読者の意見を聞きながら、ストレスフリーをめざした二世帯住宅商品といえそうです。
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