日用品をしまう集中収納は、使う場所からドアまでの距離が勝負
集中収納と言っても、クローゼットや日用品のように使用頻度が高いモノをしまう収納と、季節品や思い出の品のように使用頻度が低いモノをしまう収納では、作り方が違います。使用頻度が高いモノをしまう収納は、使う場所から収納場所までの距離が短いことが絶対条件です。これが遠いと、その部屋までしまいに行かなくなりますので、結局は出しっ放し入れっ放しになります。そこで、便利なのがウォークスルー収納という通り抜けができる集中収納です。
リビングと寝室を繋ぐウォークスルー収納を上から見た様子(リフォームのビフォーアフター実物大展示!みどころより)
上の写真は、リビング~収納部屋~寝室と通り抜けができる、ウォークスルータイプの集中収納の様子です。これなら寝室からは衣類がすぐ取り出せ、リビングからはおもちゃや掃除機、アイロン台がすぐ取り出せます。2Wayアクセスの集中収納なら、アプローチが楽なのでとても便利に使えます。
夫の寝室と妻の寝室を繋ぐウォークスルークローゼット(収納上手になるウォークインクローゼットのリフォームより)
季節品や思い出の品のように使用頻度が低いモノをしまう収納の場合は、アプローチよりも保管環境を整えることが大切です。結露によるカビや虫の被害が出ないよう、室内環境をコントロールする工夫をしておきましょう。クローゼットの室内環境の整え方は下記で詳しくご紹介しています。
■クローゼットはこう作る! 収納リフォーム術
空き部屋を食品庫にリフォームするアイデアもあります。食事づくりがラクになるキッチン食品庫のリフォーム術は下記で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
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