卓上でもキッチンでも大活躍!
コンパクトサイズとは言え、上下2段のバスケットをフルに使えば、十分な量の調理が可能です。まずは、蒸し野菜を試してみました。下の段には、ジャガイモ・レンコン・パプリカ。上の段には、グリーンアスパラ・ブロッコリー・スナップエンドウをセット。火が通りにくい食材を水に近い下段に入れた方がイイかな?という程度で、コツは特にはありません。タイマーを15分にセットしあとは待つだけ。15分後。上段は鮮やかな緑色に蒸し上がり、とっても瑞々しくておいしそうです。全体の量が多かったせいか、ジャガイモは少々固めでしたが、レンコン・パプリカもちょうど良い歯ごたえに蒸し上がりました。レシピブックでは同時にバーニャカウダソースを蒸すのですが、ガイド宅では、市販のソースや、マヨネーズアレンジのディップなどで、おいしく頂きました。
ほうれん草をテンコ盛りにして、スイッチOK!7~8分蒸した後の状態。これを流水で流せば下茹でが完了です!
コンセントを指している限り、数字が“点滅”し続けてしまうのが気になる
蒸し調理に苦手意識がある人にこそおすすめ!
調理家電の良いところは、目を離していても一品加熱調理ができるため、料理を作る手間がひとつ省けて本当に助かるということ。そしてスチームクッカーなら、蒸し器とは言えオーバル型のバスケットなので、そのまま出しても様になるのもメリット。ムール貝の蒸し物なんか、ちょっと豪華な印象さえ醸し出してくれます(笑)。また、使ってみて感じたのは、蒸し調理は失敗が少ないということ。オーブンやグリルでの焼き調理や炒め物は、加熱しすぎると焦げてしまい、下手をすると食べられない状態になることがあるのに対し、蒸し調理の場合は少々蒸し過ぎても、柔らかすぎたかも……というだけで、食べられない程になることはまずありません。さらに、このスチームクッカーは、透明バスケットで中の様子が分かるのもメリット。あまり神経質にならなくても、そこそこ上手に調理できるのは、とても大きなメリットだと感じました。
製品には、付属のレシピ集が同梱されています。野菜・お肉・魚などのおかずになるモノの他、ご飯・麺類などの主食やデザートまで、30種類のレシピがありますので、蒸し調理に苦手意識がある人にこそ、おすすめです! 現在、市場価格で5千円程度。これなら、後悔なくトライできるのではないでしょうか?