嬉野温泉の旅館
嬉野温泉を代表する老舗旅館は大正屋です。名前の通り大正14年創業という老舗で、温泉街から車で5分の場所に「大正屋 椎葉山荘」という離れの宿もあります。ただし、椎葉山荘のお湯はあまりすべすべしないので、本館浴場も積極的に利用させて貰いましょう。さらに姉妹館の「湯宿 清流」も評判が良く、三軒で湯めぐり出来ます。嬉野温泉では館内が印象的な宿が多く、ハミルトン嬉野のように、和洋折衷の独自の内装に目を奪われたりしますが、中でも館内の風情が至る所で目を引くのが萬象閣敷島で、宿の評判も伴って来ているようです。他に、夕食の良さが口コミで支持されている、割烹旅館を名乗るホテル鯉登苑もあります。
大浴場の湯が源泉掛け流しなのは、お湯が良い宿として温泉マニアの間で特に有名な「嬉泉館」の他、元湯白珪(露天)、隠宿華の雫(はなのしづく)、和多屋別荘の特別客室「水明荘」専用湯殿「心晶」の他、ビジネス旅館千代乃屋や旅館一休荘などの少規模旅館です。
なお、嬉野温泉宿泊者は、他の宿の湯を200円で利用出来る制度があるので、是非利用したいものです。
嬉野温泉の入浴施設
嬉野温泉には古くから公衆浴場がありました。その外観はそのままに、内部を大幅にリニューアルして誕生したのが、嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの湯」です。早朝から深夜まで営業しており、温泉は循環ですが、嬉野温泉らしいすべすべした湯の感触を楽しめます。次ページでは、嬉野温泉の観光スポットをご紹介します。