嬉野温泉とは
嬉野温泉のある佐賀県と長崎県の県境付近は、非常にすべすべとした湯の重曹泉(炭酸水素塩泉)が湧くエリアとして温泉好きに知られています。その中でも特に大きな温泉地が嬉野温泉で、日本三大美肌の湯の一つとする説が以前からありました。そうした事実を申し上げた所、何故か私が日本三大美肌の湯の名付け親であるかのように記載しているサイトもありますが、あくまでも以前からそうした説があるという事実を指摘しただけであり、名付け親ではありません。
嬉野温泉のもう一つの名物が湯豆腐で、重曹泉の効果で絶妙に溶けた湯豆腐は絶品です。ただし、温泉の源泉を飲食に用いるには種々の許認可が必要な事から、嬉野温泉の湯の成分を重曹で再現した調理水で代用する場合が多いようです。
また嬉野は、九州ではお茶の産地としても知られており、旅館で飲むお茶も流石の美味しさです。
嬉野温泉の源泉・泉質
嬉野温泉には源泉は複数ありますが、町の中心部については非常にすべすべとした重曹泉が湧きます。大規模温泉地で大規模な施設が多いと、温泉を循環している場合が多いもの。嬉野温泉も、例外ではありません。しかし、幸い、お湯のすべすべとした感触というのは循環しても残る場合が多いので、街中の多くの施設ですべすべの湯を楽しむ事が出来ます。
次ページで、嬉野温泉の旅館・入浴施設をご紹介します。