履物

■爪先にドーム状の雨除けが付いた『雨草履』

雨草履

雨草履

本体自体、合皮など水に強い素材で作られており、裏も滑り止めが付いている等、雨の日も安心して履く事ができる仕様となっています。ただ、爪先の雨除けが取り外し出来ないので晴れてきたり、室内に入った時に気恥ずかしい事も。そうなる事が想定される場合は替えの履物を用意した方が良いでしょう。




■塗りの二枚歯の『雨下駄』に『爪革』

雨下駄undefined爪革

雨下駄 爪革

こちらは晴れてきたり室内に入ったら爪革を外せば良く、手間がかかりません。ですが昔ながらの薄い歯のものや、二枚歯の下駄自体が現代の道路事情には適していない事(側溝の格子蓋に嵌ってしまったり、コンクリートで欠けてしまったり)が多く、初心者の方にはちょっとハードルが高いかも……


 
なおかつ劇場や高級レストラン等の下駄ではそぐわない場所もありますのでそのあたりもご注意ください。土の道が多い日本庭園の散策などには適しています。また、歯の裏にゴムを貼れば滑りにくくなりクッション性が加わり歩きやすくなるでしょう。


■すっぽりと履物を覆う『草履カバー』

草履カバー

1.履物と足袋が濡れるのを防げます。 2.使わない時はコンパクトに。

様々な仕様がありますが、ビニール素材のカバーで爪先から履物を包むアイテムです。

最近は下駄も船底型などで爪革が付けられないタイプのものが増えたのでコチラを使うと良いでしょう。外してしまえばコンパクトになりますので、荷物も増えず楽です。見た目や利便性で選んで下さい。


蛇の目などの和傘は見た目も美しく着物姿に良く合いますが、重さや扱い方を考えると普段使いには現実的では無いでしょう。洋服の時に持つ、使い慣れたものを使いましょう。一応おススメするポイントはシェード部分が大きいもの。軽くて、扱い易いものが良いでしょう。

携帯しておくと安心な物

  • 替えの足袋・・・これは必須。濡れた足元で過ごすのは気持ちが悪い物です。特に人様のお宅へ上がる場合は必ず持って行きましょう。
  • 大判のハンカチや手拭・・・濡れた箇所を拭いたり(着物を擦ると良くない事もあるのですが、これは又別の機会に詳しく)、持ち込んだバッグなどを室内に置く際に敷いたりと何かと便利です。吸水性の良い物を選びましょう。
  • ビニール袋・・・ジップが付いている物やレジ袋等、濡れた小物を保管するのに重宝します。
これらは、雨の日でなくても持っておくと便利です。

これらのアイテムを上手く活用して、雨でもお出かけを楽しんでくださいね。
さて、次回は結婚式や式典など、礼装の雨支度をご紹介いたします。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。