クロアチア/クロアチア基本情報

クロアチア旅行(基本情報・日本からのアクセス)(3ページ目)

クロアチアへの日本からのアクセスは? それぞれの季節にどんな服装を用意すればいい? 両替は? 物価は? クロアチアへ旅行へ行く前に知っておきたい基本情報をご紹介します。

小坂井 真美

執筆者:小坂井 真美

クロアチアガイド

クロアチアの通貨

クロアチアの通貨は「Kuna(クーナ)」といい、“Kn”と表記されます。日本では円からクーナへの両替はできないので、基本的には現地の両替所でクーナを手に入れることになります。

クロアチアの通貨の詳細や、現地での両替方法、クレジットカード事情などは「クロアチアの通貨・両替・クレジットカード」をご参考にしてください。


クロアチアの物価

ドラツ市場の光景

ザグレブにある青空市場「ドラツ」。このようなマーケットでは新鮮な野菜やくだものがいっそう安く手に入ることも。

クロアチアは野菜やくだものをはじめとする食料品は日本と比べると安く手に入りますが他の東欧諸国と比べると物価は高く、一般的に食料品以外の物価は日本とあまり変わらないくらいの価格です。食料品の価格の一例を挙げるとコーヒー1杯8~12クーナ、牛乳1リットル8クーナ、小麦粉1キロ6~8クーナ、りんご1キロ7~12クーナ……といった様子です。(野菜やくだものは季節によって価格が変動します)

ちなみにクロアチア最大の観光地ドゥブロブニクは、クロアチア国内の他の都市と比べると物価が高いことで有名です。特にお土産の値段が高いことで有名なので、他の都市でも売っていそうなお土産はドゥブロブニクではなく、別の街での購入を検討されるのもクロアチア旅行の小さなコツのひとつです。ただし、後になって「やっぱりドゥブロブニクでアレを買っておけばよかった……。」なんてことにもなりかねないので、そのあたりはじゅうぶん駆け引きをなさってください。

チップは必要?

日本ではチップの習慣がないので、海外旅行の際に「どれくらいチップを払うべきか」と悩む方が多いのではないでしょうか。ヨーロッパではチップを払うのが当たり前の習慣だというイメージがあるかもしれませんが、実はクロアチアではチップを払うクロアチア人をあまりお見かけしません。ですが、やはり素晴らしいサービスを提供してもらった時に感謝の気持ちを表す方法のひとつとしてチップは最適です。ホテルで荷物を運んでくれるポーターや、ルームサービスの係りの方、カフェやレストランでの会計時、タクシーの運賃支払いなど……。

ただし、タクシーやレストランの料金にはサービス料がすでに含まれたものが多いですし、先程述べました通り必ずチップを渡さなければいけないわけではないので本当に満足した時にだけ支払えばいいです。高級レストランなら合計金額の10%程度、カフェやちょっとしたレストラン、タクシーの支払い時には合計金額の端数部分を切り上げ、おつりとなる金額をチップとして渡します。

その際にクロアチア語でUredu je(ウレドゥ イェ!/英語でいうと“It’s OK”のような表現)やZadrzite ostatak(ザドゥルジテ オスタタック/おつりはとっておいてください)というと「おつりは結構です」というニュアンスになります。最後にHvala vam(フヴァラ ヴァン/ありがとうございます)と笑顔で付け加えると、きっと担当の方に喜んでもらえます。

>>水道水は飲んでも大丈夫?
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます