子供の英語教育/子供の英語教室

子ども英語教室にネイティブは必要か?(2ページ目)

今では、一般の幼稚園、保育園、公立小学校でもネイティブ講師が来ています。誰でも英語を習えるようになりましたね。昔と比べ、子ども英語教室も特別な存在ではなくなりました。これからは、英語教育の質が問われるようになるでしょう。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

通じる英語であれば良し!

自分の話す英語が相手に通じない時に「あぁ、自分の発音が悪いのだ」と思いますね。でも本当に発音が悪いのでしょうか。いまや英語はWorld Englishesです。この英語、よーく見てください。Englishではなくて複数形のEnglishesとなっています。日本人の話す英語もこの複数形のEnglishesの中の1つとなっていて、立派なJapanese Englishなのです。

でも!話して通じなければ何かがおかしい。それは英語独特のリズム、イントネーション、アクセントなどのプロソディできちんと話していないからです。幼いころからネイティブの英語を聞いて育つと自然に英語らしいリズムが身についていきます。肌に染み込むような皮膚感覚の英語を習得できるのは小学生まで。言葉ですから小学生なら誰でもネイティブのような発音になります。

成果を考えても、ネイティブ講師でも日本人講師でもどちらも同じなので、子どもが通いやすい近くの英語教室に通うほうがよいでしょう。子どもの英語教室の月謝は約5000~7000円です。ネイティブ講師の場合だと約9000~12000円ほどです。月謝のことを考えると安価なほうがいいですね。ネイティブの先生の英語教室は高額になりがちです。

幼児の英語教室選びで注意したいこと

教室を選ぶ基準を「ネイティブの先生だから」という単純な理由で決めないほうがいいですよ。英語歌、身体を動かす活動、絵本など、英語の音や英語のいろいろな表現をたっぷり聞かせる仕組みのある教室を選びましょう。英語教室選びは先生選びです。指導力のある先生の教室で習ってください。指導力があれば、ネイティブ講師、日本人講師、どちらでもいいです。

関連サイト:

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