なぜWiiのタイトル数は増えなかったのか

Wii U GamePadの図

Wiiのタイトル数が伸びなかったことは、Wii Uにも大きな影響を与えています

前回のゲーム業界ニュースでは、据え置きゲームハードにおける普及台数ではトップであるWiiが、市場において後半は存在感を無くしてしまったという点について、発売タイトル数が伸びなかったことが問題である、というお話をしました。そして、Wii Uは、ハードを一気に盛り上げるキラータイトルが必要なことはもちろんのこと、コンスタントにゲームソフトが発売されて盛り上がりを維持することが重要である、ということについてもご説明しました。

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さて、ここで1つ疑問があります。何故Wiiはタイトル数が伸びなかったのか、ということです。ここが分からなければ、Wii UがWiiの失敗を回避できるかどうかについても分かりません。そこで今回は、Wiiのタイトル数が伸びなかった原因について、お話してみたいと思います。

サードパーティーの作品が売れなかった

モンスターハンター3の図

モンスターハンター3など、超有名タイトル以外はサードパーティー製のヒット作はあまりありませんでした

タイトル数が少ない理由は、任天堂以外のメーカー、いわゆるサードパーティーのタイトルが少なかったからです。じゃあ、なんでサードパーティーがあまりゲームを出していないか、それはサードパーティーのソフトが売れなかったからです。

WiiがPlayStation3やXbox360と比較して性能が劣ることや、Wiiリモコンという新しいコントローラーを使いこなすことが難しかったことなども当然理由として挙げられますが、それらは決定的ではありません。何故なら、多少性能が低くても、多少開発が難しくても、メーカーは売れれば出すからです。

Wiiのゲームソフトの売り上げを上から見ていくと、トップ10に任天堂以外のメーカーのタイトルは1本もありません。30位以内でやっと5本。1番売れているのがカプコンの「モンスターハンター3」で約110万本、サードパーティーのミリオンタイトルはこれっきりです。

では何故、サードパーティーのソフトは売れなかったのでしょうか?