新米ママへの、心からのエールと励ましが、
あたたかく優しい言葉で綴られている

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もはや有名すぎて、ご紹介するまでもないかもしれませんが、私の大好きな本。育児書ということを抜きにしても、本当に大好きな本なのでやっぱりオススメさせていただきます。

まずは、冒頭の数ページを読んでいただきたいです。これから赤ちゃんを持つ新米ママへの、心からのエールと励ましが、実にあたたかく優しい言葉で綴られています。まずそこからして感動します。

そして読み進めていくと、どの項目にも実に愛情豊かな著者の目線を感じ、新米ママは、常に励まされ、応援されている気持ちになるのです。何でしょうね、この感覚は……。一言一言が温かいのです。

特に、初めての子供を保育園に預けて仕事に出なければならない、という点で、もやもやと葛藤している母親の心に、とても優しく寄り添ってくれるのです。保育園に預けることは悪いことじゃないよ、無理しなくていいよ、というトーンで背中を押してくれる。そんなメッセージが伝わるのです。

この本自体は、各月齢ごとに起こりうる病気やケガ、成長の段階についてのことを、医学的に説明してくれる手引き書です。ですから、その発育段階に合わせたページを、その都度、参照すればよいのです。まさに、育児の百科辞典なのです。

ともすれば、症状の説明と対処法を事務的に記載されがちな内容の本ですが、この本には、必要十分で適切な説明こそあれど、読みにくさ、分かりにくさ、医学書にありがちな冷たさが全くありません。

著者・松田道雄先生は、どんなに偉大で優しくて雄大な小児科医だったのだろう……と、想像せずにいられません。6歳の、小学校に上がるまでの子供について書かれている本ですが、息子達が小学生になった今でも時々めくっては病気について参照しつつ、そこにあふれる松田先生の言葉に今でも癒されています。本当に、一家に一冊の良本です。最近は、分冊されて、3冊セットで販売されているようです。

■定本育児の百科 (岩波文庫)〔全3冊セット〕
出版:岩波書店
価格:3150円

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