「養生」という考え方をベースにしたアドバイスは実践できるものばかり

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妊娠中のいわゆる「十月十日」は、体調不良の起こりやすい時期です。なにしろその間に、初めは米つぶほどもなかった小さな胎児が、3000グラムほどの赤ん坊に成長するのですから、妊婦さんの体にもドラマティックな変化が起きて当然なのです。

そんな妊婦さんの体における不調(つわり、不眠、お腹の張り、痛み、体重増加、便秘、風邪、逆子など)について、東洋医学(中医学)の見地から書いているのがこの本です。

「養生」という考え方をベースにしたアドバイスの数々は、食生活術、ツボを使ったセルフケアなど、自分で実践できるものばかり。病院に頼るのではなく、胎児を育てて産むのは私なんだ! という自覚と自信を促してくれます。

著者は、中医学ライターの高島系子さん。もともと東洋医学(中医学)を取材していたライターさんで、ご自身が37歳で出産した後は、「妊娠、出産にかかわる人々と中医学をつなげる活動」をしているそうです。そのため、専門的すぎない、普通の妊婦さんの視点で、実にわかりやすく、「なぜこういうことが起きるのか?」「どう対処したらいいのか?」が書かれています。

産後のマタニティ・ブルーや、授乳についても書かれているので、長く読める一冊です。東洋医学の診療が受けられる医院・薬局・鍼灸院リストや、マタニティ期にいい食材の一覧、東洋医学やアロマセラピーの用語や知識などをまとめた巻末資料も役に立ちますよ。

■妊婦は太っちゃいけないの?
価格:1300円
出版:新潮社

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