東京・神奈川・千葉・埼玉に住む/23区西[中野・杉並・練馬]

駅周辺再開発などの街づくり計画が活発化(2ページ目)

京王井の頭線の高井戸では新たな複合商業施設がオープンし、西武線の15駅にAED(自動体外式除細動器)が設置されるなど、駅や駅周辺の整備に拍車がかかっています。23区西北エリアの快適性が高まりそうです。

執筆者:山下 和之

「東池袋四丁目地区再開発事業」の竣工式

豊島区の東池袋四丁目で進められてきた、「東池袋四丁目地区第一種市街地再開発事業」。その施設建築物の竣工式が、1月30日に開催されました。

この再開発事業は、池袋駅の東南約700mの場所にあって、サンシャインシティと東京メトロ有楽町線東池袋駅に近接する利便性の高いエリアで進められてきました。以前は老朽化した木造住宅の密集地でしたが、地上14階建ての業務棟と、42階建ての住宅棟になりました。業務棟には、民間企業のほか、演劇を中心とした舞台芸術の創造・発信基地をめざす「あうるすぽっと」、豊島区の新中央図書館なども入居します。

関連リンク
豊島区役所HP

「中野駅周辺まちづくりグランドデザイン」まとまる

「中野駅周辺まちづくりグランドデザイン」における将来のまちの全体イメージ(中野区HPより)
中野区では、昨年12月、区の中枢部である中野駅周辺の街づくりを推進するめ、「中野駅周辺まちづくりデザイン」をまとめました。

グランドデザインでは、

1.「連鎖型のまちづくり」の推進
2.「まちの回遊性」の確保・向上
3.「民間の力を活用したまちづくり」の実践

の3つを基本的な視点として、中野駅周辺の街づくり効果が中野区全域に広がり、区の経済活動が活性化することを目指しています。たとえば、区役所跡地、中野サンプラザの再整備を行い、広域集客力を高めるための特色・魅力ある商業施設の誘致をはかり、警察大学跡地には大学などの教育研究機関を開設し、新たな産業を生み出すことなどが盛り込まれています。


北区が「学校跡地利活用計画(案)」を発表

北区では区立学校の適正配置などにともなって閉校や移転が決定した学校の跡地の利用、活用についての案をまとめました。

それによると、旧桜田小学校と旧桜田中学校に関しては、防災機能を高めるため、緑あふれるオープンスペース確保を中心とした活用を図ることになっています。その上で、教育・文化関連施設の誘致、ファミリー向け住宅整備も検討対象になっているようです。

また、旧赤羽台東小学校、旧赤羽台中学校については、「みどり」「教育」「交流」が共鳴するランドマークの建設が想定されています。隣接する赤羽台団地の再生事業と合わせて、教育関連施設の誘致などが盛り込まれています。

さらに、西浮間小学校についても教育関連施設の誘致のほか、ファミリー向け住宅建設も計画に入っているようです。

関連リンク
北区ニュース(広報紙)

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