イスラム教の文化が発展し今でもその面影を残す「コルドバ」
セビリアを出発地として、コルドバを観光する日帰り1日のツアーです。ウマイヤ朝時代には首都が置かれたコルドバには、イスラム教の文化が発展し、今でもその面影を残しています。世界遺産に登録されているアルカサル、メスキータのほか、ユダヤ人街などを訪れます。
最初に訪れるアルカサルは、14世紀にアルフォンソ11世が、イスラム王の宮殿跡地に建設した要塞です。キリスト教を信仰する王の館でありながら、アラブ風の庭園をもち、イスラム教とキリスト教の文化が融合されています。
次に訪れるメスキータの中にもイスラム教とキリスト教の融和が見受けられます。
メスキータは、スペイン語で「イスラム教の礼拝所」を意味します。785年に、アブデラマン1世がイスラム教の寺院として建設しました。その後、カトリック教徒がレコンキスタ運動を活発化させる1236年には、キリスト教徒の手によって、礼拝堂を設け、カテドラルが新設されました。館内には2つの宗教が共存共栄する不思議な雰囲気を漂います。
メスキータの北側にはユダヤ人街が広がります。狭い路地が迷路のように入り組む両脇に、白壁の家が並びます。
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■コルドバ1日観光
取扱会社:JULIA TRAVEL
催行日:毎日
ガイド:英語
訪問スポット:アルカサル、メスキータ、ユダヤ人街
所要時間:8時間(8:00スタート)
出発場所:セビリヤ Hotel Inglaterra. Plaza Nueva
食事:昼食は各自
料金:60ユーロ(2013年3月現在)
ホームページ:コルドバ1日観光