イスラム教文化とキリスト教文化が交錯するエキゾチックな雰囲気
スペインのアンダルシア州グラナダ県グラナダ市南東の丘の上にそびえる世界遺産、アルハンブラ宮殿を半日かけて巡るツアーです。日本語ガイドの説明で、アンダルシア地方の歴史や文化に触れることができます。アルハンブラとは、アラビア語で「赤い城塞」を意味しています。グラナダ郊外の小高い丘に薄い赤色の建物が建ち並ぶ巨大な宮殿です。
9世紀末に、イベリア半島南部を治めた後、ウマイヤ朝末期に建造された「アルカサーバ」という砦を原型として、スペインの激動の歴史にしたがって数々の建物が増築されました。特にグラナダを首都としたナスル朝がさまざまな拡張工事を実施し、現在の形を完成させました。
1492年には、レコンキスタによってグラナダからイスラム勢力を追い払い、キリスト教徒が入植し、アルハンブラ宮殿に手が加えました。イスラム色を払拭して、キリスト色に塗り変えたのです。
現在のアルハンブラ宮殿には、イスラム教文化とキリスト教文化が交錯するエキゾチックな雰囲気に包まれています。スペインの歴史とアンダルシアの歴史を重ね合わせながらの異文化体験をすることができます。
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■日本語ガイド付き アルハンブラ宮殿半日観光
取扱会社:MIKI TRAVEL
催行日:火・水・土曜日
ガイド:日本語
訪問スポット:アルハンブラ宮殿
所要時間:4時間30分(9:30スタート)
出発場所:グラナダ市内各ホテル
食事:なし
料金:69ユーロ(2013年3月現在)
ホームページ:日本語ガイド付き アルハンブラ宮殿半日観光