半世紀に及ぶ歴代教皇の傑作コレクションを展示
第216代ローマ教皇ユリウス2世の治世(1503年~1513年)にまでその起源が遡るヴァチカン美術館。ルーヴル美術館やメトロポリタン美術館、エルミタージュ美術館と並んで世界最大級の美術館の1つです。歴代教皇のコレクションを所蔵・展示しており、グレゴリアーノ・エジプト美術館、グレゴリアーノ・エトルリア美術館、グレゴリアーノ世俗美術館、ピオ・キリスト教美術館など、24にも上る美術館や図書館、ギャラリーで構成され、ミケランジェロの『最後の審判』『創世記』が描かれているシスティーナ礼拝堂もヴァチカン美術館群の一部です。
ミケランジェロの大作以外の著名な作品としてはピオ・クレメンティーノ美術館所蔵の『ラオコーン像』、ラファエロの間やピナコテーカに展示されているラファエロの作品群があり、連日多くの観光客で賑わっています。
その他、ピナコテーカ所蔵のレオナルド・ダ・ヴィンチの『聖ヒエロスムス』や現代キリスト教美術コレクションに加えられているサルバドール・ダリのキリスト像なども忘れてはいけません(ダリはスコットランド・グラスゴー美術館所蔵の『十字架の聖ヨハネのキリスト』が最も有名ですが)。
全行程7km、総てを見て周ろうと思ったら、とても1日では足りない巨大美術館なので、効率よく見て回りましょう。個人で訪問する場合、時間を無駄にしないためにもチケットの予約は必須です。
■~ガイドと廻る~ヴァチカン美術館半日観光ツアー
催行会社:みゅう(ミキ・ツーリスト)
言語:日本語
所要時間:3.5時間
開催曜日:月・火・水・木・金・土
HP:http://www.veltra.com/jp/europe/italy/roma/a/13816/
※データは記事公開時点の情報です