メールマガジンを闇雲に配信しても、読者が喜ぶとは限りません。今回は読者に喜ばれるような配信を行うためのポイントについてご紹介します。
 

メールマガジンの送りすぎは良くない

読者に嫌がられない程度の配信頻度を心がけましょう

読者に嫌がられない程度の配信頻度を心がけましょう

2012年の11月に株式会社ディレクタスが発表したデータによると、メルマガ読者の半数以上が、読まなくなったメールマガジンを手動で「ゴミ箱」フォルダに移動していることがわかりました。企業側が配信対象者として捉えている母数には、事実上の購読拒否(オプトアウト)となっている人が数多く含まれているものと思われます。

メールマガジンを読まない理由としては「受信本数が多すぎる」が43.1%で1位となっており、続いて「内容が面白くない」「自分が欲しい情報が送られてこない」となっています。面白くないメルマガや興味の無い情報ばかりのメルマガばかりを頻繁に送り続けていると、ブランドイメージを落としてしまうといったマイナスの販促効果に繋がってしまう危険性が高いことがわかります。
 

メルマガの配信頻度の決め方

それでは、メルマガの配信頻度はどれぐらいにするのが適当なのでしょうか?

よくある配信頻度をいくつか挙げてみると、次のようになります。

  • 毎日配信
  • 週2回配信
  • 週1回配信
  • 月2回配信
  • 月1回配信
  • 不定期配信


このなかで、最も避けるべきなのが「不定期配信」です。メルマガのスタート時期には頻繁に配信していたものの、配信を重ねるごとにネタが無くなってきたこともあって配信頻度が低くなってしまうといったパターンが多いのですが、こういうメルマガの場合、読者が「自分は●●メルマガの読者である」という帰属意識を失ってしまい、いざメルマガを配信しても未読のまま削除される確率が上がってしまいます。

定期的にメルマガを配信する場合、読者に帰属意識を持ち続けてもらえるギリギリのラインは「月1回配信」だと思います。これより頻度が下がってしまうと、不定期配信の場合と同様に未読のまま削除される確率が上がってしまいます。

毎日配信から月2回配信までのどれを選ぶかについては、実のところ絶対的な正解はありません。メルマガ発行の目的と自社のコンテンツ作成能力によって選ぶことになります。

配信頻度を高めれば高めるほど「ちょっと興味があって読者登録した」というライトな読者層は「受信本数が多すぎる」と感じるようになるのですが、その反面でコアなファン層は常に最新の情報を得ることができて喜びます。逆に配信頻度を下げると、ライトな読者層に嫌われない反面、コアなファン層は物足りなさを感じて他社のメルマガなどに流出することになります。自社のメルマガ読者のニーズをちゃんと分析したうえで、ライトな読者層を増やすことを目的にするのか、コアなファン層を増やすことを目的にするのかを決めるようにしましょう。

また、メルマガの記事を書くための体制が貧弱な状態なのに毎日メルマガを配信すると、1号あたりの情報密度が薄くなったり、同じ内容の繰り返しになったりして読者離れを招く原因にもなります。自社のコンテンツ作成能力を把握したうえで、なるべくむりのない配信頻度で定期的にメルマガを発行していきましょう。