セルフクリーニングフィルターでいつまでもキレイを維持
もちろん、デザインだけが優秀ポイントではありません。cadoは「キレイが続く空気清浄機」を目指し、フィルターが光触媒で自己再生するセルフクリーニング機能「フォトクレアテクノロジー」搭載の高機能フィルターを開発しました。従来の光触媒と違うのは、紫外線だけでなく可視光でも反応するという点。この画期的な光触媒の技術により、高いセルフクリーニング機能を有しているのです。汚れたフィルターがセルフクリーニングすることで、高い浄化能力を長期間維持でき、「キレイが続く空気清浄機」が実現しました。高性能フィルターと大風量でしっかり浄化
フィルターも高性能です。機能が異なる3層フィルターで吸い込んだ空気清浄機を段階的にろ過し、新型光触媒の光ブルー活性炭フィルターで有害物質を吸着・分解。さらに、銀イオン抗菌HEPAフィルターによってウィルス・カビ・細菌などの繁殖を抑制しています。また、風量設計も万全。最上位モデルは、独自のツインブーストファンで15.3m3/分、今回紹介するミドルクラスでも6.3m3/分の空気を浄化する能力があり、ろ過した空気を上部から一気に吹き出すことで、室内の空気をしっかり循環させています。日々のお手入れは不要なフィルター交換タイプ
このモデルは、集じんフィルター交換タイプ。定期的に交換すれば、フィルターを洗うなど日々のお手入れは基本的に必要がありません。集じんフィルター交換の目安は約1年。フィルター交換サインが点灯したらフィルターを交換しましょう。ただし、吸い込み口やその中にあるプレフィルターはホコリが溜まりますので、1週間に1回程度、掃除機で吸うなどお手入れが必要。また、2ヶ月に1回程度、センサー部分の汚れを取り除くと、感度が安定するとのことです。使い勝手にも細かい配慮がいろいろ
吸い込みがサイドからとなっているので、設置の際は左右に空きが必要となります。取り扱い説明書には、前後左右上部と全方向で30cm以上離しての設置を推奨しています。が、現実的には全て30cm離すのは難しいかと思います。状況に応じて、最善の設置場所を検討しましょう。省エネ機能としては、自動モードの他、エコモードを搭載。インジケータの点灯ボタンが必要最小限になり「弱」運転になります。夜など空気の汚れが少ない時などに利用するのがおすすめです。また運転音も、新開発高性能ファン搭載により、最小時で30dBA、最大の急速運転時で58dBAと、静音設計になっているなど、日々の使い勝手にも配慮されています。
コストは高めだが、価格に見合った性能とデザイン性
適応畳数~23畳タイプで、しかも空気清浄機のみの単機能型。価格的にはかなり高額な部類です。さらに、定期的なフィルター交換が必要となり、そのフィルターは約1万円とランニングコストもそこそこかかります。とは言え、世界基準CADRで実証の空気清浄能力と高いデザイン性を考慮すれば、妥当な価格と言えるでしょう。定期的にコストをかけることで初期性能を維持するか、フィルターコストが必要ない交換不要タイプの手頃な価格のモノで早めに本体自体を買い替えるか…悩ましいところですが、それぞれの価値観で選択できるほど製品が出揃ったという現状は、消費者にとっても好ましいことです! 是非、ご自身の生活スタイルや価値観に合った一台を選んで下さい。