季節を感じさせる年間15種の“変わりそば”

季節ごとに提供内容が変わる「三色そば」

季節ごとに提供内容が変わる「三色そば」

増上寺へと続く大門通りに面した同店。店へ入ると、大きな四角いカウンターテーブルがすぐ目に入ります。それを取り囲むようにボックスのテーブル席が配置され、右手には2階へと上がる階段があります。2階は個室のお座敷が中心。“ハコ”としては大きな部類でしょうね。

家伝の変わりそばは年間15種類提供

家伝の変わりそばは年間15種類提供

この日は1人だったので、大きなカウンターテーブルへ案内されます。豊富なメニューに注文を迷いそうになりますが、人気かつ名物の月替わりの変わり蕎麦「三色そば」(930円)をオーダー。そば店では季節ごとに“変わりそば”を提供しているところもありますが、こちらでは、“二八そば”、“生粉打ちそば(十割そば)”に加えて、3種類の“変わりそば”を常時準備。つまり、いつ行っても5種類のそばを選択することができます。

菊の花やよもぎを練り込み、3列に盛られたその姿、なかなかフォトジェニックです。目と舌で季節を楽しむことができる粋な変わりそばは、江戸っ子にも人気だったのでしょう。同店のつけ汁は、濃厚な甘口が特徴です。

無休で通し営業、ランチ専用のセットメニューも

ランチ専用の「お昼のセットメニュー」

ランチ専用のお昼のセットメニュー

後日、知人と2人でお昼時に再訪です。更科布屋では、ランチ専用の「お昼の特別セット」(900円)があります。内容は、カツ重プラスそば(ざる、もしくはカレー南蛮)、親子重プラスそば(前同様)、天重プラスそば(前同様)の6種類です。そばもお重も少し小さいサイズなので、そばもご飯物も、という際には丁度いいメニューですね。知人はその中から「天重プラスざるそば」を、私は季節メニューの中から、「深川そば」(1000円)をチョイスしました。

天重は海老天に野菜2種、お吸い物が付いています。そばはニ八ですね。おなかいっぱいになりそうな量を確認し、個人的には次回、カツ重プラスカレー南蛮あたりを攻めてみたい気がしました。
3月から5月に提供される「深川そば」

3月から5月に提供される「深川そば」

深川そばは、“深川めし”と同じように、あさりと長ネギの味噌煮が具となった温かいそばです。食べるまではわかりませんでしたが、結構な数のあさりが隠れています。こちらの深川そばの提供は3月から5月までです。

正月以外“無休”、かつ“通し営業”なので、少し遅めのランチにも使用できる同店。ちなみに、石臼挽き国産粉の二八そば「もり」は560円、「海老天せいろ」(1050円)、「鴨せいろ」(1300円)など、超老舗店にしては良心的な価格設定となっています。店内の雰囲気も含めて、肩ひじ張らない大衆的なお店ですね。

JRやモノレールの浜松町からも2、3分の立地

JRやモノレールの浜松町からも2分程度の立地

東京タワーを近くに望める増上寺や芝公園へ行く際に、18世紀、フランス革命進行の最中に誕生したそば店で、ランチはいかがでしょうか?

■芝大門 更科布屋
住所:東京都港区芝大門1-15-8
TEL:03-3436-3647
営業時間:11:00~21:00(土日祝は19時まで)
定休日:無休(正月三日除く)
地図:Yahoo! 地図情報

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