「モネの絵にそっくり!」の風景がジヴェルニーに
フランス印象派画家の一人、クロード・モネ。生きているうちに大成功した数少ない画家といわれている彼は、1883年43歳の時に、作品が生んだ豊かな資産でフランスの北西部にある自然豊かな田舎町「ジヴェルニー」に大きな庭のついた家を買い、86歳で亡くなるまで、生涯ここで絵を描いて過ごしました。入口から入ってまず目にとまるのは、家の前に広がる一面のお花畑。モネの絵が好きな人なら一目で「モネの絵にそっくり!」と思うはずです。家の中には当時のままに再現したリビングルームや、モネが大好きだったというたくさんの浮世絵コレクション。日本人にひときわ愛されているモネが、かつてこんなにも日本の美術を愛していたことを目の当たりにし、彼の存在をぐんと身近に感じることができました。
モネが数え切れないほどの作品に描いた、「睡蓮の池」は庭の向こう側にあるので見逃さずに。併設しているショップには、衝動買いしたくなるようなお土産類がたくさん並んでいます。特にモネの画風を生かしたスカーフやヘアクリップなどのアクセサリー類や傘などがどれもきれいで魅力的でした。
ジヴェルニーの家へは、パリ現地のHISなどの旅行代理店が企画するツアーバスに乗って、2時間弱で行くことができます。特にお花のたくさん咲く、天候のよい夏に行くのがおすすめです。
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取扱会社:H.I.S. International Tours France- 14, rue Gaillon 75002 Paris
月~金 9:30-18:00 / 土 9:30-13:00 / 定休日 日曜・祭日
Tel: +33(0)1 53 05 34 00
ホームページ:ジヴェルニー花の桃源郷・モネの庭園へ
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