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レクサスのハイブリッドカーHS250hが100万円台(2ページ目)

相変わらずのエコカーブームですが、ハイブリッドカーの高級車であるレクサスHS250hがいよいよ新車時の半額以下、100万円台から狙えるようになってきました。最新装備も満載など、中身を考えると相当おいしいと思いますが、いかがですか?

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

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高級感や装備類の充実ぶりを考えるとさらにおいしい

先述のようにSAIとの共通部分の多いHS250hですが、レクサスを名乗る以上、高級感の演出にはかなり力が入れられています。
レクサスHS250hundefinedインパネ

メーターパネルは、SAIは1眼なのに対し、HS250hはスピード&タコメーターの2眼。またシフトレバーはSAIはハイブリッドカーを意識してかブルーなのに対し、HS250hではインテリアに合わせた黒が採用されているなど違いがあります


まずインテリア。パッと見はSAIと同じように見えますが、ステンレスや本木目パネルを使用するなど素材や仕上げでHS250hのほうがやはり高級感があります。

例えばステアリングはベースグレードには本革が使用されますが、バージョンIとLには一部に本木目(または竹)が用意されています。SAIでは木目調となりますから、実際に見ると随分違った印象になります。

またシート地は、HSには高級なセミアニリン本革シートがバージョンLとIに標準装備となりますが、SAIには普通の本革シートが全車オプションで用意されているだけ。
レクサスHS250hundefinedシート

運転席&助手席パワーシートは全車に標準装備(SAIはGのみ)。またセミアニリン本革シート仕様車は、シート座面と背面から送風して、夏など暑いときにシート表面温度を下げてくれるベンチレーションが前席に備わります


そのほかナビゲーション情報や車速などをフロントウインドウに表示するヘッドアップディスプレイ(バージョンLに標準)の設定はSAIにはなく、LEDヘッドライトはHS250h全車に標準装備ですが、SAIではGのみ装備となるなど、装備面での細かな差があります。

もちろん、SAIとの比較うんぬんをのぞいても、HS250hの充実装備は目を引くものがたくさんあります。例えば運転席&助手席ニーエアバッグなど備わるエアバッグは最大で10個。カーブの先を照らすインテリジェントAFSは全車で標準装備されてます。

クルーズコントロールは全車標準で、バージョンLはブレーキ制御付き。またレクサスでは当たり前のリモートタッチ(パソコンのマウス感覚でカーナビやエアコンの操作を行える)は標準です。

さらにバージョンLになるとミリ波レーダーを使ったプリクラッシュセーフティシステムが備わります。最近流行の自動停止まではいきませんが、警告音でドライバーに注意を促しますし、万が一の場合はシートベルトの巻き上げやブレーキ補助など総動員で乗員を守ります(バージョンLをのぞく全車にはオプション)。

そのほかフロントビューモニターや、ドライバーの注意散漫な様子を関知すると警告してくれるドライバーモニターなど、バージョンLには安全装備がふんだんに備わります。ちなみにバージョンLの新車価格は535万円。

それが中古車なら、例えば2009年式で走行距離4万km、修復歴なしで約260万円というのが見つかります。つまり新車時の半額以下です。

最新装備が盛り込まれていて、高級感があって、乗り心地もレクサスらしく重厚なもの(SAIとは違います)で、しかもハイブリッドカー。それが半額以下ですからね、おいしいと思いませんか?

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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