住宅ローン返済 ステップ1.正確に現状を把握する

住宅ローンの返済“再”計画のために、最初にすべきことは正確に「現状把握」することです。住宅ローンの「申込書」「契約書」「返済予定表」等から、次のような契約内容について、完済までの期間分、正しく内容をおさえてください。

返済計画を立てる際に最も大事なこと、それは現在の立ち位置を知ることです

返済計画を立てる際に最も大事なこと、それは現在の立ち位置を知ることです

  • 毎月の返済額はいくらか?
  • 年間の返済額はいくらか?(残り全期間分出してみる必要があります。)
  • 住宅ローンの完済時は何年後か?(その時にあなたは何歳か?)
  • 60歳時点での「住宅ローン残高」はいくらか?
  • 基準金利は何%で契約しているか?
  • 優遇金利は付いているか?
  • 優遇金利の適用期間は何年か?
このときに、現在契約している住宅ローンが変動金利(短期固定金利も含む)の場合は、「現在の金利の場合」と「金利が今よりも2.0%上がってしまった場合」の2パターン用意すると良いでしょう。

完済時までの返済シミュレーションは、現在借りている銀行にお願いすれば出してくれますが、窓口に足を運ぶのが面倒であれば、次のような金融機関のシミュレーションサイトもあります(このシミュレーションサイトをお勧めする理由は、完済までの返済予定表を作成してくれるため)。

●住信SBIネット銀行 住宅ローン返済額試算

ステップ2.あるべき姿を考える

あるべき姿(自分自身の目標、自分自身の本来あるべき理想的な返済計画)は、次のように皆さん一人ひとり異なります。
  • 60歳までに完済したい
  • 住宅ローン返済に追われないゆとりある生活がしたい
  • 子どもの教育費がかさむ前に完済してしまいたい
転職、起業、出産などにより、ご自身の置かれた環境が住宅購入時と変わっていれば、あるべき姿も当時と異なって当然です。“今”のあなたにとって、理想の返済計画を考えてみましょう。

ステップ3.あなたの“持ち味”を活かした行動を

大切なことは、ステップ1の「現状把握」とステップ2の「あるべき姿」とのギャップを正しく認識することです。例えば「60歳までに完済したい」という目標(理想)をおいた場合、現状の返済額で間に合わない、ということに気付くかもしれません。

さらに、現状が優遇金利適用中である場合、優遇金利の適用が終わった後、金利が上昇していた場合、支払いに耐えられないかもしれない、ということに気付くかもしれません。

そうしたギャップに気付いた人は、その差を埋めるために必要な「行動」を考えなければなりません。「行動」とは大抵は、毎月の返済額を増額したり、借り換えのためのまとまったお金を捻出するための家計改善につながってくるでしょう。家計改善のための行動は、基本的に次の3パターンに分かれます。
  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • 貯蓄を増やす
これらのどれを選択するか、もしくは、組み合わせて行動するかはあなた次第です。ご自身の“持ち味”にあった、無理なく継続できる方法を考えてみましょう。
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