マネープラン/結婚したら考えるマネープラン

新婚時代から始めるマネープラン

新婚時代から夫婦で協力し合い家計やお金と二人で向き合う事ができればとても幸せな夫婦関係と豊かな生活が送れるようになります。新婚時代だからこそできることのポイントを押さえ幸せに豊かにお二人で人生を作っていってほしいと心から願います。

二宮 清子

執筆者:二宮 清子

家計簿・家計管理ガイド

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「貯蓄」と「経験」という幸せの種をいっぱい貯めておきましょう!

夫婦でライフプランを!

夫婦でライフプランを!

結婚して13年目になりますが、恋人時代を経て新婚生活を始めた時、とても家計 が楽になったのを覚えています。恋人時代は財布も生活費もそれぞれですね。しかし結婚して一緒に生活を始めると、住居費や食費、光熱費等の生活費のランニングコストが半分になるので、生活に余裕が出ます。

新婚時代よく二人で「こんなに余裕が出るのならもっと早く結婚していれば良かったね。」と話しました。

しかしその後、余裕があることをいいことに旅行やショッピングなどに夢中になり、すっかり散財してしまったのは以前お伝えした通りです。

詳しくはこちら⇒家計管理で浪費家を脱出した3つの方法

結婚して子どもを授かるまでの数年間は夫婦にとって、とても自由で楽しい期間です。しかし、計画的に貯蓄をしながらでも、生きたお金として上手にお金を扱う事ができていればと悔いが残ることがあるので、読者の皆さんにはしっかりとお伝えしたいと心から感じます。

新婚時代のマネープラン
ポイント1、計画的に貯蓄しよう

世帯の手取り収入の3割以上は貯蓄をしましょう。これでもまだ生活は楽だと思いますので、もっと頑張れるなら、夫の収入だけで生活をし、妻の収入は将来や楽しみの為の貯蓄としておけば、その後出産などで妻が離職した場合でも、生活に困ることはありませんね。夫の収入だけで生活をすることをベースにしておくことができれば、妻は生活の為に働くことなく、自由に好きな事を仕事にして楽しく生涯を過ごすことができます。

ポイント2、親世代とは生き方を変え、
夫婦で人生を作っていくと心得る

計画的に貯蓄ができない理由のひとつに、「なんとかなる」という楽観的思考があります。しかし、無計画にお金を使い将来「なんとかならない」と気付いたら、どうしますか?

高度成長期を過ごした親を持つ世代は「お金がなくても、なんとかしてきた」親の姿を見て育っているので、「いまお金がなくても、なんとかなる」という楽観的思考を親子で持っている人が少なくありません。

しかし、時代は変わり終身雇用や退職金制度の崩壊、経済の低迷により「なんとかならない」と気付く必要があります。豊かになりたいと思うのならば、親世代とは生き方を変える必要があります。夫婦でライフプランを立て、キャッシュフロー表で将来の家計状況を確認しながら自分たちでライフデザインしていきましょう。

ポイント3、新婚時代にしかできないレジャーを楽しむ

20~30代での1000万円と60~70代になってからの1000万円では全く価値が違いと感じます。それだけ、健康で若い時には可能性に溢れ楽しみも多いということです。子どもを授かれば、行動が制約されます。

国内・海外旅行や趣味など大好きな事にお金と時間を使うことができるとても素晴らしい時期ですね。社会人として自分の価値を高める為にも、こういった「経験」を積んでおくことは人生や夫婦関係をより素晴らしいモノにする為の大切な自己投資だと感じます。余裕のある新婚時代には貯蓄だけではなく、「経験」と言う資産も多く築いてほしいと思います。

新婚時代にお金と時間を有効に使うことが大切だと気付けば、より幸せで豊かな結婚生活と人生を送ることができることでしょう。

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結婚にはいくら必要? 婚約から新生活まで
結婚からスタートする貯蓄学



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