ポイント2. 水まわりリフォームの時期は、春か秋がベスト
水まわりリフォームの工事の時期は、できれば春か秋がベストです。例えば、既存のタイル浴室をユニットバスに変更したりする工事期間は、10日前後。工事期間中は、銭湯に行ったり、親戚にお風呂を借りたりすることになります。
工事中のお風呂への行き帰り。冬は、湯冷めして風邪を引いてしまうこともあるかもしれません。夏だと、帰りはまた汗をかくことに。ですから、浴室まわりのリフォームは、気候の厳しい冬や夏でなく、比較的暖かな春か秋がベストなのです。
水まわりリフォーム。特に浴室まわりリフォームの時期は、気候の厳しい冬や夏でなく、比較的暖かな春か秋がベストです。(TOTO)
キッチンリフォームの工事期間は、通常は2日~1週間程度と工事期間は短く影響は少ないですが、同じように気候の厳しい時期に外食するより、できれば負担の少ない春か秋が良いと思います。
ポイント3. アドバイザーを予約してショールームに行く
水まわりのショールームに行くときに1番重要なのが、事前に予約してアドバイザーを付けて案内してもらうこと。水まわりのショールームに行くときに1番重要なのが、事前に予約して、アドバイザーを付けて案内してもらうこと。(リクシル)
キッチン、ユニットバス、洗面化粧台等の水まわり商品を選ぶ場合は、カタログを見て決定するのではなく、ショールームに行き、実物を見て触ってみることが重要です。実際の使い勝手やデザイン、色、質感等を確認するのです。
水まわり商品は、商品サイクルが早く、新商品が毎年出て、年々機能も多彩になっています。極端にいうとショールームのアドバイザーが、勉強しきれないほどの商品や機能が出ています。ですから、素人である一般ユーザーがショールームに行き、単独で1~2時間見たくらいでは、必要な知識や情報が得られる可能性は少ないのです。
来場者の多い土日もアドバイザーの数は限られていますから、連絡せずに直接行くと、アドバイザーは付いてもらえない可能性が高いです。ですから、事前予約して、アドバイザーを予約しておきましょう。
アドバイザーに案内してもらっても、メーカーは直接商品を販売するわけではありませんから、アドバイザーから押し売りをされることはありません。安心していろいろ聞いてみてください。
また、家族全員でショールームに行くことも重要です。お風呂やキッチン、洗面化粧台等は、一度設置すると、15~20年程度は使用することになります。使い勝手の価値基準は、家族内でも違います。決定する前にしっかりと確認しておくことが不満解消に繋がります。
次のページでは、水まわりリフォームと家事動線の関係についてお話します。