彼女の機嫌が悪い時に差し出すと喜ばれる海外ドラマ
彼女が最近なんか機嫌が悪い……そう感じることってよくありませんか? なぜだか分からないけど、理由も聞いたら怒られそうで聞けない、そんな男性の皆さまも少なくないはず。しかし、「ま、そのうち元気になるか!」なんてほっておいたら危険ですよ。早めに手をうって、彼女を不安と不機嫌の海から脱出させないと、突然自分のもとを去っていく悲しい結末になります。今回はそんなときにそっと差し出すと喜ばれること間違いなし?な海外ドラマを紹介します。とにかく元気のない彼女には、ピュアなヴァンパイア・ラブストーリーを
『ヴァンパイア・ダイアリーズ』
「ヴァンパイアのドラマなんて……けっ!」って、バカにしていませんか? 実は私もそうでした。しかしなぜでしょう。人間の男性との恋愛より、ヴァンパイアとの恋愛のほうがはるかにピュアに感じるのは。あの狂気にあふれる目の奥にある寂しさ。自分にある「寂しい」という感情さえ理解できない彼らは、恐怖というよりとても儚げな存在で、セクシーです。女の母性本能というやつが刺激されてしまうのですね。
「恋」や「愛」という感情についてももちろん知らないヴァンパイアですから、恋愛で発生する、ジェラシーとか愛しいという感情にとても戸惑います。感情の処理がうまくできなくて、暴れたり、自分を傷つけることも。
そんなぶっきらぼうなところもまた愛おしく思えるのがヴァンパイア。だって、そんな成人男子、人間界にはまずいないでしょう? 暴れ出すほど愛しているなんて、そんな風に思ってもらったこと、あるかしら?
数年前からアメリカで多くのヴァンパイア作品が爆発的ヒットを飛ばしている理由は、心が浄化されるような登場人物同士の“ピュア”な恋愛にあるのでしょう。もはや人間同士では描けない領域の“ピュア”さ。ティーンエイジャー向けに作られた作品ではありますが、私は日本のアラサー&アラフォー女性の皆さんこそ楽しめる作品だと思っています。
2人のヴァンパイア男子と1人の人間女子高生の三角関係を描いたヴァンパイア・ラブストーリー。嫉妬あり、憎悪あり、略奪あり。しかし激しい愛情あり、孤独さあり、涙あり、なアメドラにしては珍しいド・恋愛ドラマです。なんか元気のない彼女の心が浄化され、明日から笑顔が取り戻せるかも?
『ヴァンパイア・ダイアリーズ』 作品情報
●制作スタッフ:ケヴィン・ウィリアムソン、ジュリー・ブレック
●キャスト:ニーナ・ドブレフ(エレナ・ギルバード)、ポール・ウェズレイ(ステファン・サルバトーレ)、イアン・サマーホルダー(デイモン・サルバトーレ)
●DVD・放映情報:
シーズン1~3までDVDレンタル中
●番組情報サイト:
http://wwws.warnerbros.co.jp/vampirediaries/mainsite/index.html