『私の名前はキム・サムスン』
どんな荒波をも乗り越える頼もしいキャラクター、サムスンを演じるキム・ソナは日本語が流暢な女優さんです(写真はイメージです)
先日、7月21日に韓国で最終回が放送された『私の名前はキム・サムスン』は、なんと韓国全土での視聴率が50.5%(メトロポリタンエリアでは53.4%)(TNS Media Korea調査)と、今年最高の視聴率をマークしたドラマとなりました。

2000年以降、韓国で視聴率50%を超えたドラマは、わずか5作。またドラマの視聴率が低迷する中『私の名前はキム・サムスン』は、物凄い快挙を成し遂げたことになります。

アメリカのYahoo!エンターテイメントでも紹介された『私の名前はキム・サムスン』は、韓国にサンスン・シンドロームを巻き起こし、30代の女性を中心に絶大的な支持を受けました。

日本でも8月15日からCS放送のKNTVで放送開始となる、韓国で大ヒットしたロマンチック・コメディ『私の名前はキム・サムスン』の魅力をご紹介致します。

「キャンディレラ」がキーポイント

韓国テレビ界で昨年末から流行りだした、ドラマの新しいジャンルをご存知でしょうか。

それは「キャンディレラ」と呼ばれるもので、"キャンディ"と"シンデレラ"を混ぜたものです。

"キャンディ"は、日本のコミック『キャンディ・キャンディ』の主人公のように楽天的なスピリットの持ち主のことで、どんな困難も頑張って乗り越えていく女性のこと。"シンデレラ"はご存知、玉の輿に乗るというシンデレラのことです。

これまでのシンデレラ・ストーリー的な恋愛ドラマでは、受身のヒロインが定番でした。そこに、不幸に負けず天性の明るさや、物事を深く考え落ち込まない楽天的な魂を持つヒロインが現れ、韓国人に大きく受け入れられたのです。

『私の名前はキム・サムスン』の主人公は29歳になるパティシエの女性。母親が、どうしても男の子が欲しくて40歳過ぎて産んだ子供が彼女で、3人姉妹の末っ子です。

嫌なことがあるとやけ食いをしてガーっと寝てしまう、思ったことは何でも口にする。必要以上に飾ることが嫌いで、便秘だってことも平気で男性に言ってしまうのがサムスンで、今までにないヒロインのキャラクターに多くの韓国女性が惹かれました。失恋のやけ食いで、なんと7キロも太ってしまうという、情けないけれど女性として親近感が持てるのがサムスンなのです。

物語は、キム・サムスン(キム・ソナ演)がフレンチレストランのオーナーであるヒョン・ジンホン(ヒョンビン演)から契約恋愛を持ちかけられ、7キロ太った原因を作った元彼を見返すためにOKすることが軸となっています。オーナーの元彼女(チョン・リョウォン演)は、密かにアメリカで癌の手術をし闘病生活を送った後に彼の元に戻るのですが、病気のことを知らないジンホンはこれを拒否。元彼女の担当医でアメリカ国籍の韓国系医師(ダニエル・ヘニー演)は、そんな彼女に恋心を抱きながらも見守り続けます。サムスンの元彼(イ・ギュハン演)は、彼女を振ったにもかかわらず偶然再会してみたらサムスンが妙に可愛くなっていると思い、ちょっかいを出し始めます。元彼には婚約者(イ・ユニ演)がおり、サムスンとは同じ学校に通っていたものの接点はありませんでした。しかし、何のとりえもない平凡なサムスンが事業家の娘である私の恋のライバルになるなんて!と意地悪心が芽生えていくのです。サムスンの母親や、ジンホンの母親も登場し、物語に絡んでいきます。

『私の名前はキム・サムスン』は、すでに中国や台湾などアジア諸国に輸出されており、アジアで今一番ホットなドラマといっても過言ではないのです!

サムスンを演じたキム・ソナは役作りのため激太り!次ページへ>>