ショールームに行く前に知っておきたいこと
新築時、リフォーム時、あるいは、カーテンを買い替えよう、と思った時、最近では、既製品で済ますのではなく、オーダーカーテンで我が家オリジナルの空間を作りたい、と考える方も増えています。カーテンを注文、ならば早速ショールームへ行ってみよう!という時に知っておいたら良い点がいくつかあります。
今回は、『ショールームに行く前に知っておくべきこと』の一つ、『どこからそのカーテンを購入するのか?』についてまとめてみました。
カーテンは、小売店へ行って購入するのが一般的。(小売店というのは、大塚家具や島忠HOMES、IKEAやフランフラン、ケユカ、内装材を扱う松装、および街のカーテン専門店やリフォーム屋さん、あるいはオンラインで出店しているカーテン屋さん、などです。)
画像は東リ 東京ショールーム画像。東京デザインセンター4Fにあります
そのため、ショールームで見たものを、どこで購入すればよいのかわからない、という問題が生じます。
なぜそんな買いにくい状況が生まれるのか?
新築を担当した工務店経由、リフォーム会社の営業マン経由、などの場合は、サンゲツ、東リ、川島織物セルコンなど総合内装メーカーの取り扱い品の中からのセレクトが主になります。壁紙、床材、そしてカーテンなどを扱うメーカーのものなら、壁紙を注文するのと同じ方法でカーテンも注文できます。納品されるものの流れができ上がっているほうが、商売的にスムーズ。そのため、工務店などは普段取り扱いのあるメーカーのものをお勧めする、という仕組みです。
これは、工務店やリフォーム会社では、内装工事等の主力事業と紐付かない『カーテンのみのメーカー』とはご縁が薄く、そのため直接取り扱っていない場合が多いのです。
小売店や工務店、リフォーム会社から内装メーカーの商品を購入する場合、メーカーの提示している価格から『○%割引!』という価格になります。それは、既にカーテンレールがあって、簡単に吊るすだけを想定しているためです。
カーテン専門メーカークリエイション バウマン東京ショールーム
折角ショールームを訪ねたのに、工事の依頼先の取り扱いラインナップに訪ねたメーカーのものがない、となると、一度気に入って選んだカーテンをあきらめなければなりません。
下調べに活用できるのが、カーテン買うならこのお店というサイト。全国の工事の手配も可能なカーテン小売店を紹介しています。
そちらで一度ショップを検索し、そのショップで、『訪ねようとしているショールームのメーカーや輸入商社の商品を扱っているかの確認を先に行ってから足を運ぶ』ことで、折角見に行って気に入ったメーカーの商品を注文先が判らずあきらめる、ということがなくなります。
次のページでは、オーダーメイドの場合の価格構成について記述します。