今回は、前回に引き続き「売ったほうがトクな立地」「貸したほうがトクな立地」という観点から、売却にするか賃貸にするかの検証を行っていきたいと思います。

物件の立地によって変わる「おトク度」

人口の集中する大都市圏では、流入や流出が活発
まず参考までに知っておきたいのが、物件の立地によって「売ったほうがトクな立地」「貸したほうがトクな立地」があるということです。まず、エリアや立地の特性により、例えば外部からの流入が多く、利便性も高いため賃貸ニーズが盛況なエリアでは、賃貸にしても比較的安定して収入が見込める可能性が高まります。

一方で、比較的人の出入りが少ないエリアや立地では、賃貸にするには、空室や家賃などの面でややリスクが高まります。流入状況は行政区ごとにデータ化されているので、参考にしてみると良いでしょう。一般的にマクロでみると、東京など大都市圏では出入りは多く、地方都市では少ない傾向にあるようです。


もちろんミクロでみると、出入りの多い大都市圏の都市のなかといえども、立地により流入状況は大きく異なります。

では、東京をはじめとする大都市圏で、売却と賃貸のどっちがトクか判断するにはどうしたらいいのでしょうか?売却物件がマンションの場合に、ぜひ参考にしたいのが、マンションの資産価値をはかる「マンションPER」という数値です。

引き続き次のページで解説します。