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富士通 FMV-LIFEBOOK UH75/K(2ページ目)

富士通が2012年夏にリリースしたUHシリーズはUltrabookでありながらHDDを搭載し、多くの製品と比較しても非常に薄い筐体を採用しているモデルだ。HDDを搭載し現時点で世界最薄のUltrabookだが、厚みや重量などを重視するUltrabookの現時点での欠点でもあるストレージ容量とコストのバランスが優れた製品となっている。そのUHの最新モデルがFMV-LIFEBOOK UH75/Kだ。

上倉 賢

執筆者:上倉 賢

ノートパソコンガイド

液晶の解像度は一般的なUltrabookと同等

UH75K

シックな色合いの赤を採用



筐体はレッド系もしくはブラック系だ。レッドの場合、筐体天面や底面だけで無く、キーボード側面も赤く装飾されておりチラ見せ的なおしゃれを演出している。レッドと言っても、シックな色合いなので、男性ユーザーが使ってもおかしくない。写真などでは実際の色合いがよくわからないので、レッド系の筐体が気になるなら店頭などで確認しよう。
 
液晶パネルの解像度は1366×768と、一般的なUltrabookと同等の物になっている。日本製の高品質なUltrabookだからこそ、より高解像度な液晶を搭載もしくは、カスタマイズモデルでの提供が欲しかったところだ。このあたりは今後のモデルなどに期待しよう。

 
UH75K

薄い筐体

 
薄型化していることで、キーボードのストロークは浅い。ストロークは浅い物の、キーボードの入力自体は特に問題はない。しかし、ストロークの深い従来型のノートパソコンのキーボードに慣れていた方は、この浅いストロークに慣れるまでは使いづらいと感じるかもしれない。
 
このあたりは、薄型化を狙ったこの製品特有の問題で、これを解決するのは筐体との製造、キーボードの構造にも関係するややこしい部分なので簡単ではなさそうだが、もう少しストロークが浅くてもキー入力がより快適に感じられる改良を次モデルでは期待したい。
 
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