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富士通 FMV-LIFEBOOK UH75/K

富士通が2012年夏にリリースしたUHシリーズはUltrabookでありながらHDDを搭載し、多くの製品と比較しても非常に薄い筐体を採用しているモデルだ。HDDを搭載し現時点で世界最薄のUltrabookだが、厚みや重量などを重視するUltrabookの現時点での欠点でもあるストレージ容量とコストのバランスが優れた製品となっている。そのUHの最新モデルがFMV-LIFEBOOK UH75/Kだ。

上倉 賢

執筆者:上倉 賢

ノートパソコンガイド

ストレージ容量とコストのバランスが優れたUH75/K

UH75H

FMV-LIFEBOOK UH75/K



富士通が2012年夏にリリースしたUHシリーズはUltrabookでありながらHDDを搭載し、多くの製品と比較しても非常に薄い筐体を採用しているモデルだ。
 
HDDを搭載し現時点で世界最薄のUltrabookだが、厚みや重量などを重視するUltrabookの現時点での欠点でもあるストレージ容量とコストのバランスが優れた製品となっている。そのUHの最新モデルがFMV-LIFEBOOK UH75/Kだ。
 
UH75/Kは夏モデルとして登場したUH75/Hをブラッシュアップした製品で、基本的な部分は従来モデルと同等だが、CPUがインテル Core i5-3317U プロセッサー(1.7GHz)からインテル Core i5-3337U プロセッサー(1.8GHz)へ強化されている。グラフィック最大周波数も上がったので、基本性能が向上している。
 
一般的に、クロック周波数が上がればバッテリー駆動時間は短くなるが、カタログ値で従来モデルが9.1時間だった物が、10.2時間に向上している。仕様には現れない部分での改良の結果なのかどうか、測定誤差なのかは難しいところだ。今回、実際に両機種を同時並行で比べたわけでは無いが、実使用時のバッテリ駆動時間は実際にUltrabookとして実用的なものだったので、実機でもそれなりに期待できる駆動時間が得られるはずだ。
 
 
UH75H

狭額縁の筐体

 
液晶サイズは14型だが、狭額縁仕様のため、他社の13.3型と同等の筐体底面積は327×225mmのA4サイズより少し大きめとなっている。持ち運びに大きすぎることがなく、画面サイズが大きめなので使いやすい。
 
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