寝室は、欧米では夫婦の語らいの場
寝室のためのソファとしても使える、電動起立式のベッド(カンディハウス横浜のショールーム。ベッドはヒュルスタ社製) |
木のバネを使ったボトム。バネを押さえる部品を動かすと、一本ごとに堅さが調整できる。 |
映画やTVドラマでも欧米の夫婦は寝室で、日本はダイニングで語らうシーンが多いですよね。欧米の夫婦は、寝室でコミュニケートする時間が長いのです。
上の写真は一台のベッドを男女でふたつに分けて起立するタイプのものですが(布団はひと組)、できれば1台、1台で分けた方が、相手を気にせずに動かせて便利でしょう。
家庭内ネットワークを使って、かさばる機器類はリビングへ
リビングのホームシアターから、寝室に映像や音を送る |
AVボードには薄型のタイプを採用し、圧迫感がないようにレイアウトします。ここでひと工夫。寝室にAV機器やDVDのソフトなどを置くと、なにかとうっとうしいものです。機器が2組必要になりますし、DVDやCDを持って、行ったり来たりすることになります。
そこで家庭内ネットワークを利用して、リビングに設置したDVDやCDプレーヤーの信号を寝室に送ることも可能です。ちなみにここではLinn(リン)社のマルチルームシステムを利用しています。
家庭内ネットワークを使えば、どの部屋からでも音や映像を楽しめる |
今は必要ないという方も、新築やリフォームの際は、将来に備えて、ネットワークのための配線用パイプだけは設置しておいた方が得策でしょう。
ベッドの下にはスーパーウーハー
ベッドの下に置けるLinn社製の薄型スーパーウーハー。 |
スーパーウーハーというと本格的な大音量のため、というイメージが強いですが、静かな音だからこそ、メリハリのある音作りに活かせます。身体に低音が伝わると、眠りを誘う効果もありそうです。
今回紹介したプランは、カンディハウス横浜アネックス(横浜みなとみらい)が提案するインテリアシアターのショールームです。インテリアと音、映像をミックスした極上の空間をテーマにした、体感型のショールームです(予約制)。みなとみらいのランドマークタワー内にあるので、近くに行かれたときは、一度体感してみてはいかがでしょう。