リフォームだけが解決策ではありません
ブラインドを使ってリビングに子供コーナーや書斎を作る。集中したいときはブラインドを下げる。上げればテレビも見られます |
まずパーティションのことからお話ししましょう。パーティションとは空間を間仕切るためのものです。例えばリビング・ダイニングに、ちょっとした子供スペースやお父さんの書斎を設けたい時に大活躍します。
いわゆる衝立が代表的なものですが、市販のロールブラインドやブラインドを使うと便利です。天付けタイプのブラインドをホームセンターなどで購入し、仕切りが必要な場所の天井に取り付けます。ブランドを下ろせば間仕切りになりますし、上げれば邪魔になりません。ブラインドって、窓に使うだけではないんですね。
ただし、あまり大きなブラインドは、重さで落ちてしまうことがあります。横幅が狭く、できるだけ軽いものを選び、しっかりと固定してください。
収納を増やしたいときに
リビングの壁面に本箱などを並べ、カーテンで目隠しすれば、すっきりとした収納になります |
こうするとカーテンで収納が隠れ、すっきりとした収納スペースが出来上がります。カーテンは白い無地などシンプルなものがいいでしょう。使うときだけカーテンを開ければ、使いやすいオープン収納になります。
この時も、カーテンが落ちないようにレールをしっかりと固定します。また、地震でタンスなどが倒れないよう、市販の耐震金具で壁面に固定しましょう。
以上で紹介した方法は、あくまで簡易的なものです。作業中の事故や、使用中にトラブルが起きる可能性もあります。天井へのブラインド、カーテンの取り付けには、本来下地材が必要です。心配な方は家を建てた工務店やハウスメーカーにご相談ください。
次のページで、カラーボックスやシステム収納を使ったアイデアを紹介します。