南イタリアの代表的リキュール、リモンチェッロ
カプリ島をはじめ、南イタリアの街を歩くと黄色い液体が入った瓶を見かけます。ワインボトルよりも大きなものからブーツの形をしたかわいい小瓶まで、形もサイズもさまざま。南イタリアの代表的リキュール、リモンチェッロです。リモンチェッロは、レモンの皮を蒸留酒に付けて色と香りを移し、甘みを加えたものでアルコール度数は約30%ほど。南イタリアでは家庭で作られるので、その家によって味が少しずつ違います。
イタリアではキンキンに冷やしたリモンチェッロを食後にショットグラスで「キュッと一杯」が一般的。リモンチェッロを飲むと、口に残った脂っぽさがなくなるのだそうです。
といっても、アルコール度数は30%。それに甘~いリモンチェッロですから、慣れない日本人にはストレートで飲むのは難しいかも。ソーダで割ったり、スパークリングワインで割ったり、アイスやヨーグルトにかけても美味しくいただけます。
先日カプリ島を訪れたときには、メロンチェッロやストロベリーチェッロも発見しました。クリームが加えてあるので、アルコール度数は17度と少し低め。ミルクと割って美味しくいただきました。40ミリで4ユーロ(日本円で約470円、2013年1月現在)でした。
■購入可能な場所
カプリ島、アマルフィ、ローマやミラノのスーパーのお酒売り場、空港など
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