メキシコシティ観光の必見スポット
「ともに踊ろうアミーゴス!」ガラスごしにこの遺物と目があった時、そう言われた気がしました。
ここは国立人類学博物館動物。動物で言えば威嚇ポーズの像が、まずは出迎えてくれます。
もちろんたのしい方々がもたくさんおられますよ。下の写真の壺なんて、どう見てもハクション大魔王の壺でしょう? 前に置いてあるのはアクビちゃんですし。
他にもインカ帝国の神話を描いたと思われる、トウモロコシから生まれる人(でも首だけ)ですとか、カエルの顔をしていますが、鱗があるから……アンニュイな半分閉じた目がおちゃめなカメレオン?ですとか。
迷子になるほどの広さ
メキシコがプライドをかけて建設しただけあって、博物館はとてもとても広いです。この写真はマヤの部屋の入口付近で、もちろん左右にも巨大なスペースがあり、そんな部屋が先史時代からかぞえて6つはあったと思います。さらに2階までありますから、一日あっても、とてもすべては見切れません。展示物も圧倒されるほど多いので、どうぞゆっくり観覧してください。外側の展示スペースにはベンチがありましたし、カフェテリアもひとつだけでしたが、ありますから。難を言えば、せっかくの素晴らしい展示を満喫するためにも、もう少しだけ休憩スペースを多くしてほしいものです。カフェテリアにも、充足しつつも疲れた身体をいやすために、コクがあって美味しいケーキや飲み物を用意してくれれば、最高ですが。
どの季節でも上着をお忘れなく
そうそう忘れるところでした。これからこの人類学博物館に行こうと思われる方は、季節を問わず暖かい上着をお持ちください。展示物保護のためでしょうが、わたし達が観覧した日は、1月1日。空はうすぐもりで風も吹いているのに、館内はクーラーが……。おまけに噴水(?)も入口にでんと備えてあり、涼しさ満点です。わたしはもちろん、震えておりました。
■Museo Nacional de Antropologia(国立人類学博物館)
住所:Paseo de La Reforma Sn, Bosque de Chapultepec, 11580 Miguel Hidalgo
電話:+52-55-5553-6381
営業時間:9:00~19:00
定休日:月曜日
アクセス:メトロ7号線Auditorio駅から徒歩
公式HP:http://www.mna.inah.gob.mx/
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