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ベルグハウス・メンリッヒェン

スイスの中でも人気随一の観光スポットがユングフラウ地方です。メンリッヒェンは、ユングフラウ地方を代表する展望台のひとつで、標高は約2200メートル。夏はハイキング、冬はスキーの出発点にもなっています。

和田 憲明

執筆者:和田 憲明

スイスガイド

ユングフラウ三山が眺められるのが「ベルグハウス・メンリッヒェン」の自慢

 

 

 

 

 

 

スイスの中でも人気随一の観光スポットがユングフラウ地方です。メンリッヒェンは、ユングフラウ地方を代表する展望台のひとつで、標高は約2200メートル。夏はハイキング、冬はスキーの出発点にもなっています。

ここに建つホテルが「ベルグハウス・メンリッヒェン」。ユングフラウ地方を代表する山岳ホテルで、名峰アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山が、圧倒的な迫力で目の前に迫ります。アクセスは、グリンデルワルト・グルント駅からゴンドラ、またはヴェンゲンの村からロープウェイを利用。バスや車では行けません。

ベッド数わずか28の小さなホテルですが、ほとんどの部屋からアイガーやユングフラウのパノラマが広がるのがこのホテルの自慢。麓のグリンデルワルトやヴェンゲンにも眺めの良いホテルはありますが、ユングフラウ三山が並ぶのはここだけです。

お部屋はベッドにシャワーだけのごくシンプルな設備ですが、このホテルからの景観は最高級クラスに匹敵します。ゴンドラの最終時刻が過ぎ、観光客やハイカーが姿を消すと、この大景観を宿泊客だけで独占することになります。夕焼けに染まるアルプスも必見です。

数年前に私もこのホテルに泊まりましたが、残念ながらその夜は雨でした。周囲は霧で包まれ、視界はほとんどゼロ。「せっかく山岳ホテルに泊まっても、この天気では!」と落胆していました。

しかし幸運なことに翌朝には雨があがり、ユングフラウ三山が姿を現してくれました。眼下には低い雲がまだ垂れ込めていて、幻想的な光景が広がっています。麓のグリンデルワルトなどに泊まっていれば、雲の中で何も見えなかったはず。なんとも得をした気分になったのを、今でも想い出します。

<DATA>
■Berghaus Maennlichen(ベルグハウス・メンリッヒェン)
住所:CH-3818 Grindelwald Switzerland
電話:+41(0)33 853 10 68
営業期間:6月~9月(夏期のみ)
ホームページ:Berghaus Maennlichen

※上記データは記事公開時点のものです。
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