音楽と音楽家を大切にしてきたプラハの博物館
チェコ音楽博物館はチェコ国立博物館の一つで、その名の通りチェコの音楽の歴史や楽器の変遷、それぞれの楽器の音などを知ることができます。クラシック音楽好きな人には超!おすすめのスポットです。チェコ音楽博物館は2004年にオープンしたまだ新しい施設です。
建物はかつて教会だったものですが、1783年以降宗教施設としては利用されなくなり、郵便局となったり、警察の兵舎となったりと、激動のチェコの歴史を反映しているかのようにかつて様々に利用された建物です。
2004年にチェコ音楽博物館となり、現在は1階がコンサートスペースとして活用され、チェコの音楽史をより詳しく知りたい人にとってはとても有り難い施設です。
プラハは音楽の盛んな街で、「ヨーロッパの音楽院」とも呼ばれています。古くから音楽と音楽家を愛し大切にしてきたチェコの国民性が、このような博物館の創設に結びついたのかもしれません。
常設展は、「人~楽器~音楽( Clovek-nastroj-hudba)」で、今はもう使われていない楽器がたくさん展示されています。ヴァイオリンに似て非なるものや、奇妙な形の管楽器など、興味深いものが本当にたくさん展示されています。
時期によっては特別展として著名な音楽家の展示を期間限定で行っていることもあるので、クラシック音楽ファンの方は要チェック!
■チェコ音楽博物館(Ceske muzeum hudby)
住所:Karmelitska 2/4,118 00 Praha 1
電話:+420(224)497111
営業時間:午前10時~午後6時
定休日:火曜日
公式HP:http://www.nm.cz/Ceske-muzeum-hudby/
※データは記事公開時点のものです。