フットサルとは
「フットサル」そのスポーツを知っている方はどの位いるのでしょうか?
2012年、サッカー元日本代表の三浦知良選手がフットサル日本代表に選出され、ニュースなどでそのスポーツを知ったという方もいるのでしょう。ですが、「詳しいルールなどは知らない」そんな方の方が多いと思います。そんな方々に向けて、フットサルのことをお伝えしていきたいと思います。
フットサル 名称の由来
「FUTSAL」とは、スペイン語やポルトガル語でサッカーを表す「futbol」などと、室内を表す「sala」などから創られた造語で、南米やヨーロッパなどの各国ごとのルールを統一しながら、1994年にFIFAがルール改正と同時に、競技名称も「FUTSAL」と改めたのがその名の始まりです。サッカーとフットサルの違い
サッカーとフットサルは似て非なるスポーツと言われていますが、具体的なルールの違いなどは、規定数字で比較した下記の表をご参照下さい。バスケットボールに詳しい方ならお気づきかもしれませんが、フットサルのルールは、サッカーよりもバスケットボールに似ている部分が多数あります。
また、試合時間が前後半40分のプレイングタイム(ボールが外に出ている時などは時計が止まり、実際にプレーされた時間のみ計測される)と聞くと、「サッカーに比べて短い」と思われるかもしれませんが、昨シーズン(2012年)のJ リーグ(J1)プレイングタイム平均は約55分です。
後述しますが、民間の施設などでフットサルを始めようとする場合、独自のルールを設けている施設が多いので、上記表の中でまず覚えておいた方が良いのは
・オフサイドが無いということ
・プレーの再開方法
・4秒ルール(ボールを置いてから)
の3点だと思います。
ポジション名
「サッカーとフットサルの違い」で、フットサルは5人で行うスポーツということは分かって頂けたかと思いますが、その5人のポジション名は下の図をご確認下さい。・PIVO(ピヴォ)※サッカーで言うとFW(フォワード)に近いポジション
・ALA(アラ)※サッカーで言うとMF(ミッドフィルダー)に近いポジション
・FIXOまたはBAQUE(フィクソ・ベッキー)※サッカーで言うとDF(ディフェンダー)に近いポジション
・GOLEIRO(ゴレイロ)※サッカーで言うとGK(ゴールキーパー)に近いポジション