交通手段は何がおすすめ?
ホーチミンにはさまざまな交通手段がある
ホーチミン観光で重要となるのが交通手段ですね。旅行中お世話になるのは主に『タクシー』、『バイクタクシー』、『シクロ』の三つとなるでしょう。まず最初に言っておきたいのは、「それぞれぼったくられる可能性がある」とい言うことです。しかし、これは事前の交渉次第で未然に回避することができます。
ビナサンタクシー
まずはタクシーですが、おすすめは『Vinasun Taxi(ビナサンタクシー)』と『Mai Linh Taxi(マイリンタクシー)』です。大手企業が運営しているので安心できます。ただし、気をつけて欲しい点は3つ。1つはメーターが動いているかどうか。もう1つはメーターの上がる速度がやけに早くないか。そして最後は遠回りしていないか、です。メーターが早く上がる通称『ターボメーター』。これに出くわしたらすぐに降りてください。料金は大体の相場程度でかまいません。運転手がつっかかってきたら、近くにいる緑かクリーム色の制服を着た警察官に相談してください。また最後のわざと遠回りしている場合ですが、観光客にとっては遠回りしているかどうかがなかなか判断しずらいので、あまりに時間がかかるようであれば、その場で降りてください。基本ホーチミンの観光スポットはいずれもタクシーで10分圏内と思っていて下さい。
どこにでもいるバイクタクシー
バイクタクシーは特に企業に属しているわけではありませんので、運転手によってはトラブルのもととなります。ただし、ガイドとしては運転手を選べば一番おすすめできる移動手段です。その理由は2つ。1つは事前交渉なので、タクシーのように遠回りされたり、いくらかかるのかが到着してみないと分からないというリスクがありません。もう1つは移動手段の中では一番安いということです。一方リスクもあります。まずはチップを追加請求されるケースです。その場合は断固として断りましょう。ただし、いろいろお世話してくれた場合は気持ち(日本円換算で50円から100円程度)をあげてもいいでしょう。また、女性の方は走行中運転手に手を握られたりとセクハラされるケースがあるようです。女性の場合はタクシーがいいかもしれませんね。
観光客向けのシクロ
シクロは主に外国人観光客用の移動手段です。ベトナム旅行の気分を一層盛り上げてくれますので一度は乗ってみるといいかもしれません。ただし、気をつけてほしいのがシクロは一番ぼったくられる可能性があるということです。しっかりと事前交渉をしましょう。交渉時の注意点は『一人の料金なのか、合計の料金なのか』です。二人で一台のシクロに乗って、交渉時は5万ドンと言われたとします。しかし、支払い時になると「一人5万ドンだから合計10万ドン」と言ってくることでしょう。事前交渉をおろそかにした外国人が道端で言い合いをしている光景は日常茶飯事です。
移動や買い物にも共通して言えることですが、事前交渉と値段交渉は徹底し、交渉で決まった金額以外は一切払わないようにしてください。
>>買い物時、値段交渉の注意点