ベルリンの名物肉料理・アイスバイン
アイスバインはドイツ料理を代表する伝統的な家庭料理で、ベルリンの名物にもなっています。ベルリンを訪問したら、是非食べたいもののひとつ。塩漬けの骨付き豚すね肉の煮込み料理(香辛料を加えてボイルすることもあります)で、お肉が骨から簡単に離れるくらいに柔らかくなるまでじっくり煮込まれています。Eisは「氷」、Beinは「脚」を意味していますが、「Eisbein」と氷はあまり関係ないようです。
ドイツ料理のメインディッシュはお肉、中でも豚肉料理がとても充実しています。特に北部では厳しい冬を乗り越えるため、スタミナ満点のお肉の煮込み料理が豊富なようです。アイスバインがドイツ北部に位置するベルリンの名物となったのもうなずけます。
ポトフの材料としてもよく使われますが、アイスバインをメインディッシュとしていただくときには、ザワークラウト(Sauerkrautは、キャベツの漬け物。すっぱいです。)やジャガイモがよく付け合わせられます。
この一皿だけでもかなりのボリュームになるので、アイスバインをレストランで注文するときには、注文する量に要注意。先にアイスバインを注文しておいて、どの程度の量がくるのか確認してから、他のお料理を注文するようにすると無難です。
適当に入ったレストランでも、とてもおいしいアイスバインをいただけました。お肉好きな人にはたまらない一品です。