どんな風に読む?
現在出版されているのは、むし・どうぶつ・のりもの・きょうりゅう・うみ・しんかんせんの6冊。子どもたちは、はじめは絵や写真を眺めながらしかけで遊ぶことを、それからだんだんと内容そのものを楽しめるようになります。
では、親子一緒に楽しむにはどうすればよいでしょうか?
まだ小さいうちは、普通の本のように、絵や写真を見ながら本文を読んであげたり、感想を言い合ったりすることもできます。
また、子どもたちは、実際に自分で見たもの・触れたものに強くひきつけられるもの。たとえば新幹線に乗ることがあれば、数日前から一緒に図鑑を広げ、乗った後にも図鑑を見ながらまた話をすると体験がより深まります。もし可能であれば、図鑑を持って電車に乗るのはいかがでしょうか? 大人でも、今まで知らなかった小さな発見を、子どもと一緒にできると思います。
とはいえ図鑑というジャンルから、残念ながら図書館では貸し出しできない本に分類されていることも少なくありません。何冊もあるわけではないので、取り合いになってしまうこともしばしば。手元において楽しむ本として、プレゼントにもおすすめです。
好奇心を刺激して、考える力をつけよう!
『はっけんずかん』シリーズは、子どもが一人で読んだり、親子で読んだりすることはもちろんのこと、小学校低学年くらいになると数人で本を囲み、なぞなぞを出しあうなど友達同士で読んだりすることもできます。これは、しかけたっぷりの図鑑の力を借りながら、新しく出会った世界の「なぞ」を、自分で発見し、答えを探すという行為とも言えます。遊びながら、考える力をつける工夫がなされた図鑑なのです。
子どもがどきどきわくわくしながらページをめくる、読む図鑑『はっけんずかん』シリーズ。ぜひ一度ご覧ください。
■はっけんずかんシリーズ
※上記データは記事公開時点のものです。