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スマホのような操作感。ケンウッド新彩速ナビ(3ページ目)

ケンウッドのカーナビは「彩速」を名乗った2011年モデルから、彩り鮮やかな映像と操作レスポンスの速さを武器に、人気モデルとなった。その「彩速ナビ」が今年フルモデルチェンジした。その実力は?

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

メディアやフォーマット対応力はトップクラス

メディア対応力も充実。KENWOOD Music Info.というアプリによって、AndroidのスマートフォンもiPhone同様の操作感で新「彩速ナビ」とリンクするほか、2系統のUSBを装備し、多彩な形式の音楽&動画ファイルを再生できる。そのファイル形式だが、一般的なMP3/WMA/AACのほか、ロスレス圧縮のFLACにも対応しているし、日圧縮のWAVにも対応。またMP3よりも音がいいと言われるVorbisにも対応している。
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Androidスマホへの対応力も高い

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HDMI/MHL端子を装備。AndroidのMHL接続に対応

気になるのはiPhone5への対応だが、音楽再生やKENWOOD Drive Info.やNaviConとのデータ転送は、iPhone5付属のライトニング・ケーブルを新「彩速ナビ」のUSBに接続すれば、そのまま使える。また動画も見たい場合は、新「彩速ナビ」に新たに装備されたHDMI/MHL端子を利用。アップル純正のライトニング-デジタルAVアダプタとHDMIケーブルを入手しiPhone5と接続すれば、ビデオ再生も可能になるのだ。YouTubeに関しては、YouTubeアプリからは再生できないが、サファリなどのブラウザを使ってYouTubeを見れば、ナビの画面でも見られる。

新「彩速ナビ」は3モデルをラインアップ

新「彩速ナビ」は、このMDV-Z700のほかに、MDV-R700とMDV-X500の3モデルをラインアップ。MDV-R700はMDV-Z700からDVD/CDドライブを省き、地図データを格納するSSDの容量を8GBに減らした(MDV-Z700は16GB)ので、DVDやCDは不要な人のためのモデル。MDV-R700も8GBタイプでBluetoothは無し。ディスプレイも表面がガラスではないタイプだ。すべてオープン価格だが、市場想定価格はMDV-Z700が13万円前後。MDV-R700はそれよりも1万円安く、MDV-X500はさらに1万円安い。
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通常の交差点拡大はシンプルだがわかりやすい


道案内の機能は、メリハリのある色使いの地図や拡大図表示で、わかりやすいもの。高測3Dジャイロと豊富な高低差データ&傾斜データにより、測位性能も上々だ。スマホ・ユーザーならとくに使い勝手が良く、高い満足度が得られるに違いない。

ケンウッド
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