子供への注意の仕方のコツは?
<目次>
子供への注意の仕方のコツ1:注意する前にほめる
注意するときは、まずほめてからが効果的
きちんとできていることを親が認めることで、親は自分を見てくれているんだということに喜びを感じ、注意されたことにも気を付けようという気持ちにもなります。
例えば、「歯磨き粉、無くなりかけていたよね。新しいの、出しておいてくれたの、〇〇ちゃんだよね。ありがとう。あっ、それから…今朝、ドライヤー、出しっぱなしだったよ。使ったら片づけておこうね」みたいな感じに。注意の前に褒める内容は、関連のある内容がいいですね。
例えば、「お勉強頑張ってるね。洗面所のドライヤー、出しっぱなしだったよ。片づけておこうね」と言っても、これでは、ほめ言葉が取ってつけたようになってしまいますね。
子供への注意の仕方のコツ2:否定的ではなく肯定的に
「~してはだめよ!」ではなく「~しようね!」と、肯定的な表現で伝えたほうが、子どもは理解しやすく、否定的な言葉は言った方も言われた方も心が痛みます。例えば、「おもちゃの出しっぱなしはだめよ!」ではなく、「おもちゃを片付けようね!」や、「電車の中で騒いだら、だめだよ!」ではなく、「電車の中では、静かにしようね!」と。こちらの方がストレートでわかりやすいですよね。
子供への注意の仕方のコツ3:感情的ではなく穏やかに落ち着いて話す
感情的にならないで注意するのが効果的
子供への注意の仕方のコツ4:心に余裕のある時に
子どもが出かける前など忙しくバタバタ落ち着かない時や、集中して勉強している時やテレビを見ている時、遊んでいる時ではなく、食後など時間的にも心にも余裕のある時に話しましょう。また、子どもだって疲れている時や機嫌の悪い時もありますが、そういう時も避けましょう。また、親の方も心に余裕がないと、乱暴な言い方になったり、言わなくていいことまで言ってしまう場合もありますので、お互いに心に余裕のある時がいいですね。
子供への注意の仕方のコツ5:端的に
くどくどといつまでも言い続けると、やはり、子どもも嫌気がさし、話を聞きたくなくなります。親の伝えたい内容は心に残らず、口うるさいという印象だけが強く残ってしまいます。端的に注意したいことを伝えましょう。子供への注意の仕方のコツ6:わざと挑発的に言ってやる気を起こす
幼い子どもに効果的な方法ですが、「〇〇ちゃんには、無理かな?」と言ってみると、負けず嫌いの子どもは、いいところを見せようと、頑張ります。例えば、「おもちゃを全部、元通りに片づけるのは、無理かな?」と。「おもちゃを片付けなさい」と言われるより、子どももやる気が出てきますよね。
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